ハイブリッドバッテリーの熱対策 冷却ファンのメンテナンスとハイブリッドバッテリー交換 NHP10 アクア
皆様こんにちは、お世話になっております。日頃より当店のブログをご愛読いただき誠に有難うございます。初めての方もご訪問誠に有難うございます。こちらはプリウス専門店『Kyoei Japan』のスタッフブログになります。プリウスの修理やパーツの取り付け、イベント情報などを不定期で更新させていただいております。
今回のブログは、プリウスの兄弟車種でもあるNHP10 アクアのハイブリッドバッテリー交換です。当店はプリウス専門店ですが、アクアの修理に関しても対応させて頂く事が可能です。
今回ご来店頂いたお客様のアクアは、平成25年式、走行距離は約15万8千キロです。数週間ほど前に1度点検をさせて頂き、ハイブリッドバッテリーの不具合を確認しておりました。新品での交換とリビルトバッテリーでの交換のお見積もりを比較して頂き、リビルトバッテリーでの交換をお選びいただきました。
バッテリー交換作業に関しては、過去の事例と変わりませんので、今回は簡単に紹介させて頂きます。今回注目して頂きたいのは『バッテリー冷却ファン』の汚れです。
アクアのハイブリッドバッテリーは後部座の座面下に据え付けられています。冷却ファンへの通気孔も後部座席足元にございますので、ホコリの侵入が必然的に多くなってしまいます。写真は今回お預かりさせて頂いたアクアの冷却ファンなのですが、ファンの部分がホコリで塞がれてしまっております。このままではマズイので綺麗に清掃をさせていただきます。
バッテリーと熱の関係はかなり重要なポイントで、冷却ファンの汚れが冷却効率を下げ、トラブルの原因となることがあります。冷却ファンの汚れを完全に防ぐ事は難しいのですが、通気口入り口にフィルターを取り付ける事で、お手入れをしやすくする事は可能です。
写真左側がアクア用のハイブリッドバッテリーフィルターです。通気口外側に取り付けるタイプですので、汚れが視覚化でき、お掃除のタイミングもわかりやすいのが特徴です。写真右の30プリウス用もございます。中古車の場合はすでにファンが汚れている可能性がございますので、一度清掃をされてから取り付けされる事をお勧め致します。
今年の夏はかなりの猛暑でしたので、ハイブリッドバッテリーにかなりの負担があったと予測できます。冬になって気温が下がる事で、新たな不具合が発生する恐れもあります。現在は異常が発生していなくても油断はできませんので、異常が起こる前の予防整備などのご相談もお待ちしております。
最後になりましたが、この度はハイブリッドバッテリー交換のご依頼誠にありがとうございました。本格的に寒くなる前に交換ができましたので、この冬は安心して乗り切っていただけるかと思います。今回のようなリビルトバッテリーへの交換お見積もり等、随時受け付けておりますのでよろしくお願い致します。
最後まで読んでいただき誠に有難うございます。こちらのブログに辿り着いた方は、プリウスに関する何らかのトラブルや、今後起こりうるトラブルについて気になる事や不安を抱えられているのではないかと思います。当店のブログには、トラブルの情報や、修理事例、プリウスの特性など、たくさんのブログ記事を作成しております。皆様のお悩みを解決する為のツールになればと思いますので、1度ご覧になってみてください。また、修理のお見積もりなど、下記のリンクよりお気軽にご相談いただければと思いますので、よろしくお願い致します。
お問い合わせ、お見積もりは『コチラ』
その他、関連記事をリンクにまとめておりますので是非ご覧ください。
NHP10 アクア ハイブリッドシステム異常 レッカーにて入庫
NHP10 アクア Quantum Solenoid (クァンタムソレノイド) 取り付け
30プリウス EGRバルブ清掃、インテークマニホールド清掃、PCVバルブ交換
Kyoei Japan (プリウス専門店) / Kyoei Auto Service
〒623-0046 京都府綾部市大島町坂尻2番地
Tel:0773-42-6921
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。