NHP10 アクア 電池内部異常 中古ハイブリッドバッテリーに交換
皆様こんにちは、お世話になっております。今回のブログは、プリウスの兄弟車種でもある『アクア 』のハイブリッドバッテリー交換です。
今回ご入庫頂いたアクア は、平成25年式で、走行距離は約9万8000㎞、予想以上に早く異常が点灯して、正直驚かれたのではないかと思います。今回はお客様からのご要望もあり、『中古ハイブリッドバッテリー』を使用して交換作業を進めていきます。
昨今では、中古バッテリーの相場がかなり高くなっております。当店でも、リビルトバッテリーの販売をスタートさせてからは、リビルトバッテリーを使用して修理をされた方が、総支払額が少なく済むことも多かったので、最近では出番が減っていたのが現状です。ですが、今回は偶然にも安価でご提供できる商材がございましたので、そちらを1度当店で点検させていただき、お客様のアクアに搭載していきます。
トヨタのハイブリッド車の駆動用バッテリーは、年式によって品番が変わっているケースがありますので、中古バッテリーであっても可能な限りそちらに合わせた部品を使用していきます。今回は、バスバー(バッテリー同士を繋ぐプレート)も清掃させていただきました。中古バッテリーは初期不良が見られた場合のみ、保証させていただきます。当店では、搭載後に初期不良が起こるリスクを少しでも減らす為、中古バッテリーは事前に点検させていただいております。
お客様のお車からバッテリーユニットを取り外すと、写真のように冷却ファンがホコリで詰まってしまっておりました…。アクアの冷却ファンには、網状のカバーが付いていて、内部に異物が侵入しにくい設計になっているのですが、ホコリが一定異常付着し始めると、このような現象に陥りがちです。バッテリーは熱に弱い性質がありますので、このような状態になってしまうと冷却効率が下がり、異常が起きる原因となってしまいます。
当店ではそのような現象を起きにくく、さらに掃除などのお手入れを簡単にして頂く為の『フィルター』を在庫しております。アクアやカローラフィールダーは、後部座席足元に冷却ファンの通気口がありますで、どうしてもホコリが溜まりやすいです。こちらのフィルターを取り付ける事で、ホコリが溜まっていく様子が可視化できますので、お手入れのタイミングも分かりやすくなります。
少し話が逸れてしまいましたが、清掃した部品を中古ハイブリッドバッテリーに組み直して、車両に取り付けていきます。
バッテリーの搭載が完了し、試運転後に問題が無ければ無事に作業完了となります。今回は、約5万キロ走行したアクアから取り外したバッテリーを使用しました。程度も良く、リーズナブルに修理を行うことができました。中古バッテリーは価格が一定では無い為、タイミングが次第では良いバッテリーと出会うことができますが、逆のパターンもございますので、気になる方は事前にお問い合わせいただければお見積もりをさせていただきます。
今回のお客様も、同じ京都府でも遠方となります城陽市より遥々お越しいただきました。数ある店舗の中から当店を選んで頂き誠に有難うございます。今後もできる限り皆様にとってプラスになる情報を、ブログ等で発信していきたいと思います。ハイブリッドバッテリー等の予期せぬトラブルでお困りの場合は、是非お気軽にご相談ください。よろしくお願い致します。
お問い合わせ、お見積もりは『コチラ』
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