ZVW30 プリウス ハイブリッドバッテリー交換 

皆様こんにちは、お世話になっております。先日に引き続き、ZVW30プリウスのハイブリッドシステム メインバッテリー交換作業をさせていただきました。今回のお客様は奈良県よりお越しのM様です。出張でよく京都府北部に来られるそうで、その出張時にハイブリッドシステム異常が点灯したとご連絡をいただきました。

お客様のプリウスは28万キロ走行された車両です。当店でバッテリー交換をさせて頂いた車両の中では最も走行距離の多い車両になります。お客様はこちらの車両に思い入れがあり、修理というカタチで当店ではお力添えさせていただきます。

ご連絡を頂いた日は当店の定休日でしたので、最寄りのトヨタディーラー様で異常のリセットのみしていただきました。ご来店いただいた時に電池内部異常は点灯しておらず、ブロック電圧に大きなバラツキは見られませんでした。

今回注目していただきたいのは赤丸で印をした『Δ(デルタ)SOC』という数字です。ΔSOCは、簡単に言うと、電池内部の電圧のバラツキを数値化したものです。バッテリーの劣化度合いとも取れる数値で、20%以下で正常値、30%を超えると要注意、40%を超えると要交換、と言われております。過去に当店へバッテリー交換で入庫した車両では50%を超えていた車両もございました。

今回は36.5%と、高めの数字が出ておりますので、バッテリーの劣化が進んでいる裏付けになります。

交換手順は、前回のブログと同じ工程になります。高電圧回路の取り扱いには気をつけながら作業を進めます。作業時間は、試運転を含めて約3時間ほどになります。

バッテリー交換後の数値は、先ほどのΔSOCは0%、電池ブロック電圧のバラツキもほとんどありません。試運転後も問題なく、無事に作業完了となりました。

ZVW30系のプリウスは、販売台数がとても多く、毎日1台は必ず見かけるクルマです。それだけに個性が無い、面白みが無い等と言われがちな車種になります。ただ、こちらのお客様もそうなのですが、昨今では、プリウスが好きで所有されている方も少なくはありません。お客様にとっては世界に1台のプリウスなので、当店では皆様一人一人に合わせた修理プランをご提案させていただいております。

今回の作業にも、『ZVW30プリウス ハイブリッドバッテリー工賃無料キャンペーン』を適用させていただきました。特に遠方からお越しのお客様は、交通費もかかってしまいますので、こちらのキャンペーンを利用していただければお得にバッテリー交換をしていただくことができます。

 

『プリウス専門店だからできること』を当店ではこの先どんどんご提案していきたいと考えております。プリウスにお乗りのお客様、どんな些細なお悩みでも結構です。お気軽にご来店、ご相談ください。よろしくお願い致します。

 

お問い合わせ、お見積もりは『こちら

 

その他、オススメの記事です。

 

平成26年式 30型 プリウス S 後期型 ホワイトパール 極上車が入庫しました!

ZVW30 プリウス 後期 ハイブリッドバッテリー交換

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL