”まだまだ乗り続けたいから”30プリウス 後期型 HVバッテリー交換、EGRバルブ等のメンテナンス。
”まだまだ乗り続けたい”当店に来られる30プリウス乗りの方から多く聞かれる言葉です。今回のお客様も、30プリウスを大切にされています。
いつか必ずダメになる。
今回ご依頼頂いた作業内容が、ハイブリッドバッテリーの交換と、EGRバルブ周辺のメンテナンスです。特にハイブリッドバッテリーに関しては、バッテリーという物の性質上必ず寿命が来ます。今回のお客様の場合は警告灯が点灯していた訳ではありませんでしたが、”バッテリーの増減が以前よりも早くなった”という自覚症状があり、予防整備という形でバッテリー交換をされました。
今回お客様が選択されたのは、”トヨタ純正 新品ハイブリッドバッテリー”です。
当店ではリビルトハイブリッドバッテリーを自社製造しておりますが、バッテリー交換後も出来るだけ長く乗り続けたいという方や、日頃の走行距離が多い方に関しては、耐久性が高い新品バッテリーでの交換を勧めさせて頂きます。リビルトハイブリッドバッテリーとはいえ、安価な商品ではないので、後々に無駄なコストを発生せない為にも皆様に合った商品選びが重要になります。
お客様のおクルマから取り外したバッテリーには水分が発生した跡がありました。このような痕跡がある場合は雨漏りのチェックも行いますが、雨漏りが無かったためトランクスペースに積んだ物から落ちた水分と考えられます。バッテリー交換に関しては、約3時間ほどの作業ですので日帰り作業が可能です。バッテリー交換の後は、定番のEGRバルブ等のメンテナンスです。
30プリウスに多い症状。
30プリウスに多く見られるエンジン始動時のガタガタ音、多くの原因が写真のEGRバルブの動作不良になります。お客様の場合は常に異音が発生していた訳ではありませんでしたが、季節の変わり目などで異音があったようで、こちらも早めの予防整備です。
清掃後の表面はこのような感じです。
動作不良に関しては内部の汚れも影響します。当店では使用する道具などを工夫して、できる限り新品に近づけていきます。
清掃後は動作に引っかかりがないか確認して、元通りに組み付けていきます。
写真のインジェクター(ガソリンを噴射する装置)周辺の汚れに関しては、噴射されたガソリンが汚れに吸収されてしまい、その分をコンピュータが補正して噴射量を上げてしまうため、燃費の悪化やエンジン始動性の悪化にも繋がります。
清掃後はある程度燃調が最適化されますので、燃費の向上も期待できます。EV走行からエンジン走行に切り替わる際の振動も軽減されますので、異音以外にもちょっとした違和感を感じている方はお気軽にご相談ください。
余計な心配をせずに乗って頂けるように。
今回のお客様には、石川県の勤務先から当店近くのご自宅に帰省される際にご来店頂きました。日頃の走行距離も多いお客様ですので、普段のドライブを安心、安全なものにする為のパーツ選びやメンテナンスの方向性はより大切になるかと思います。当店ではお客様のお車の使用状況や環境などをお伺いした上で、皆様に合ったメンテナンスをさせて頂けるように心がけております。
後期型の特別仕様車である”S ツーリングセレクション マイコーデ “中古車流通量も少なく希少グレードですので、今後も変わらず大切にしていただければと思います。この度は沢山のメンテナンスのご依頼誠にありがとうございました。
作業内訳
平成26年式 ZVW30 プリウス 後期型 走行距離
ハイブリッドバッテリー交換(新品)
ハイブリッドバッテリー冷却ファン、ダクト清掃
EGRバルブ、インテークマニホールド、スロットルバルブ、インジェクター周辺清掃
PCVバルブ、ホース交換
※ 作業時間 約6時間 日帰り作業 無料代車 有り
お問い合わせ、お見積もりは『コチラ』
Kyoei Japan (プリウス専門店) / Kyoei Auto Service
〒623-0046 京都府綾部市大島町坂尻2番地
Tel:0773-42-6921
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