皆様こんにちは、お世話になっております。今回のブログは、30プリウス 前期型のハイブリットバッテリー交換です。

今回のお客様のプリウス は、平成２１年式、走行距離は約115,000㎞、異常が点灯する際の走行距離が浅いお車も、だんだんと増えてまいりました。特に平成２１年式の３０プリウスの異常が多いので、年数でのバッテリー劣化の傾向は否めません。

故障コードは『P0A80 電池内部異常』です。ハイブリッドバッテリーの異常時に検出される異常としては最も定番の故障コードです。異常検出時に、モジュールの電圧にバラツキが発生しておりました。

早速バッテリー交換の作業へ入ります。今回のお客様のお車は、比較的ホコリも少ない状態でした。

冷却ファンも清掃前の写真ですが、そこまでホコリの付着がある訳ではございません。

ボルテージセンサーやジャンクションブロックなどの部品の不具合も無く、バッテリーモジュールの劣化が今回のトラブルの原因です。再使用するパーツは出来るだけ綺麗に清掃して、リビルトバッテリーに取り付けていきます。

全ての部品の組み付けが完了し、動作と故障コードの確認、試運転後に問題が無ければ作業は完了です。

今回のお客様には、大阪府富田林市よりお越し頂きました。遠方よりご来店頂き本当に有難うございます。30プリウス前期型の例でいくと、新品でハイブリッドバッテリー、ボルテージセンサーを交換した場合は、バッテリー￥141,000(税抜)＋ボルテージセンサー￥34,500(税抜)、それに取り替え工賃を含めると、20万円を超える金額となってしまいます。

ハイブリットバッテリーの異常を機に、お乗換えを勧められるお店も多いと思います。確かに生活に余裕のある方や、トラブルを起こしたお車に対して愛着をお持ちでない場合は良い選択ではないかと当店としても思います。ただ、昨今の経済事情や、ライフイベントが重なるなど、クルマに対しての出費が出来る割合はお客様それぞれです。金額的な問題だけでは無く、現在乗られているプリウスを気に入って乗っておられる方でしたら、乗換えを勧められても、乗り換えたくない気持ちがどんどん強くなっていくのではないかと思います。

当店では、ご相談を頂いた時の状況はもちろんですが、今後の計画なども踏まえながら、修理プランをお客様と一緒に決めさせて頂いております。お車の修理は、『マイナスからゼロに戻る』感覚が一般的なので、出来る限りムダを省きたいお気持ちは、当店としても十分に理解しております。

当店のリビルトバッテリーは、新品、および中古品しか選択肢が無かった修理プランに、少しでも安価に、少しでも安心をプラスさせて頂ける物として、修理のラインナップに加えた物です。中古品は安いけど品質が心配という方、少しでも保証がついている方が良いけど新品バッテリーは高すぎる、とお考えの方にオススメできる商品です。

また、当店では、３０系プリウス、２０系プリウスにお乗りのお客様を対象に、新品のハイブリッドバッテリーを使用してハイブリッドバッテリーの交換をさせて頂いた場合の工賃を、通常価格￥21,250(税抜)から、￥9,999(税抜)にお値引きさせて頂くキャンペーンを行なっております。『 ３０プリウスを中古で買ったばかりなのに異常が点灯してしまった 』という方や、『バッテリーを交換した後も長く乗り続けたい』という方にオススメの修理プランになります。当店近郊にお住いの方であれば、メリットを活かせるプランではないかと思いますので、お気軽にご相談いただければと思います。

 

少しでもプリウスにお乗りの方々のお力になれるよう、日々研究しておりますので、ハイブリッドバッテリーの事以外でもお気軽にお問い合わせください。よろしくお願いいたします。

 

 

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