30プリウス後期 ツーリングセレクションのヘッドライトについて。
30プリウス歴代モデルの中でも人気があるのが後期型の『ツーリングセレクション』です。ツーリングセレクションには、前期モデルの時から『LEDヘッドライト』が採用されていました。当時としては純正LEDヘッドライトを採用していた車種は少なく、バルブの寿命の長さなどから人気がありました。ただ、昨今では、LEDであることの問題も発生しています。
バルブ交換が出来ない…。
今回ご依頼いただいたお客様のプリウスのヘッドライトは、ポジションランプのLEDが切れている状況でした。後期型のLEDヘッドライトでは年々増えているトラブルで、この症状によって車検に通らなくなってしまうケースが増えています。こちらのヘッドライトは片側の部品代金が10万円を超えるので、今回のような症状に陥った場合に動揺してしまうお客様も少なくありません。
新車当時は新しい技術やデザインで良かったものの、年月を経てそれらが悪さをするケースとなり、すでにこちらのヘッドライトを装備されたプリウスに乗られている方はもちろんですが、これから30プリウス後期を買おうと思っている方も注意が必要です。
どのような修理が最適か。
後期LEDヘッドライトのポジションランプは専用設計の為、基本的にはユニット交換となります。もちろん片側が点灯しなくなれば、もう片方のライトも寿命が近いことが予測できますので、理想は左右の同時交換です。ただ、そうなった場合の予算がかなり高額となる点が難しいポイントです。
今回のお客様に関しては、偶然にも状態の良い中古品が手に入ったため、そちらを使用しての修理となりました。ただ、中古品も使用期間や状態が分からないものが殆どですので、購入する際は注意が必要です。
今回のような高額修理となる部分に関しては、どのように修理をするかの判断が難しく、決断に迷いが出ることも多いかと思います。その場合はプリウスにこの先どのくらいの期間乗り続けるかといった観点で判断されることをお勧めします。
特にこれから30プリウスの後期ツーリングセレクションを購入しようとお考えの方は、購入時にヘッドライトを交換するご予算を含めたり、後々交換が必要になるという心の準備をしていただくなど、ヘッドライトの問題は意識していただければと思います。
また、今回の修理方法以外にも、グレードの違うヘッドライトを流用するなど工夫することは可能です。皆様のご予算や趣向に合わせた修理も可能ですので、お気軽にご相談ください。この度は京都府福知山市からのご来店誠にありがとうございました。
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