プリウスに乗っていたら何やら見たことがない表示がメーター内に現れた、或いは聞いたことが無い異音がする。そんな体験をされた方から当店には毎日ご相談のお電話、メッセージが届きます。そんな予期せぬ事態に落ち着いた対処をするために必要な事とは、今回のブログはそんな内容でお話ししたいと思います。

予測できない事の怖さ

皆様はお化け屋敷に行かれたことはありますか？ 暗闇の中から突如現れるお化けの恐ろしさはスリル満点で、毎年夏になれば行きたくなる方も少なく無いかと思います。そんなお化け屋敷に2回連続で入れば、『この辺りでお化けが出てくるな』と予測することができ、スリルを感じることが出来なくなるかと思います。

実はプリウスに起こるトラブルにも同じように当てはめられる部分があって、壊れないと思っていた矢先に起こるトラブルと、起こるトラブルに対してある程度の予備知識であったり備えがある場合ではメンタル面での影響も大きく変わってきます。

では、トラブルに対する備えとしてはどのような作業が挙げられるのでしょうか。

日常的な点検による早期発見。

重大な病気でも、健康診断の際にたまたま早期発見されることで重症化せずに完治する場合があります。クルマでもそういったケースが少なくありません。一つの不具合が引き金となり、多岐に及ぶ部分に不具合をきたしてしまうケースです。日本では車検の他に法定12ヶ月点検が義務付けられてはいますが、受けていなくても罰則が適用されないという背景もあり、車検時以外に点検する機会がないという方も多くなっています。

当店では車検時や12ヶ月点検以外にも、エンジンオイル交換の際や、タイヤ交換の時でもできる限りお客様のプリウスに目配りをさせて頂いております。点検費用を追加で頂くわけではございませんがこの辺りはプリウス専門店として、異常の早期発見、または異常という訳では無くとも、今後トラブルにトラブルに繋がっていきそうな箇所についてもご説明させて頂きます。

ハイブリッドバッテリーの寿命もある程度の予測が可能。

プリウスに乗っておられる方、特に20系、30系プリウスに乗られている方は気になるのではないかと思われるのが『ハイブリッドバッテリー』の寿命です。バッテリーこそ外観で劣化が予測できなので、『いつ壊れるか分からない』と解釈されていますが、プリウスの場合はある程度のデータをコンピュータから読み取ることができますので、現状の劣化度合いを把握することは可能です。

特に中古車でプリウスを購入されたばかりだという方は、徐々に変化しているプリウスの調子などをご存知でない場合も多いため、購入後の現状を把握されるのもオススメです。これからどのくらい乗り続けていきたいのか、どのくらいの頻度でプリウスに乗るのかという点で、今後のメンテナンスのプランを用意しておかれるのも良いのかなと思います。

また、ハイブリッドバッテリーのトラブルが起こった場合は、急に走行不能になる事はありません。異常が点灯した場合でも落ち着いて、安全に停止できる場所まで走行してください。停車ができた時点で、いつも点検や整備をお願いしておられる工場へ連絡をしてみてください。もちろん当店へお電話いただいても対応いたしますので、宜しくお願い致します。

皆様の価値観に合わせたメンテナンスを。

お車のメンテナンスは大小があるもののある程度の出費が必要となります。プリウスに関しては、とても大切に扱われている方がおられる一方で、仕事車、社用車として道具のような感覚で割り切って使われている方もおられます。前者の場合はある程度の費用が発生しても安心して乗れるメンテナンスを行いたいと考えておられる方が多い一方で、後者の場合は可能な限り予算を抑えたいと考えている方が多いのも現状です。

どちらの場合でも、万が一のトラブルが起こってしまった場合の生活の変化を考えてみて下さい。たとえ仕事にしか使用しない車両であっても、トラブルが起こることで仕事に差し支えが出る可能性もございます。

皆様の生活において、プリウスの存在の大きさは様々です。無くてはならない存在なのか、それとも道具として代わりが効く存在なのか、当店ではそのような背景をお聞かせいただくことで、様々なプランを構築させて頂きます。同じ修理内容であってもそこに行き着く過程は必ず異なりますので、現在乗られているプリウスの現状が気になる方、これから走行距離を重ねることによってどのような変化が訪れるのかが心配な方は、お電話、下記のお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。宜しくお願い致します。

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Kyoei Japan (プリウス専門店) / Kyoei Auto Service 

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