30プリウス前期型 走行距離7万9千キロでのハイブリッドバッテリー交換
皆様こんにちは、お世話になっております。日頃より当店のブログをご愛読いただき誠に有難うございます。初めての方もご訪問誠に有難うございます。こちらはプリウス専門店『Kyoei Japan』のスタッフブログになります。プリウスの修理やパーツの取り付け、イベント情報などを不定期で更新させていただいております。
今回のブログは、30プリウス前期型のハイブリッドバッテリー交換です。今回ご入庫いただいたお客様のプリウスの走行距離は約7万9000km、ハイブリッドバッテリーの異常が起きるには少し早い印象を受けました。こちらのプリウスは殆ど乗っていない期間もあったそうで、それらもバッテリーの寿命に少なからず影響しているのかもしれません。
30プリウスのハイブリッドバッテリーは、後部座席の真後ろ辺りに備わります。
バッテリーを取り外しました。普段中々清掃できる部分ではないので、この時に砂やホコリを清掃させて頂きます。
冷却ファン内部の汚れも清掃していきます。これらの埃がバッテリー内部に侵入することで不具合が起こってしまうリスクを軽減するためです。
全ての部品に不具合がない事を確認し、再利用できる部品はリビルトハイブリッドバッテリーに移植して、車両に積み込み作業が完了です。
現在皆様が中古車を購入される上で何よりも気にされる部分は『走行距離』ではないでしょうか? 今回のケースのように、平成21年式、走行距離79,000kmといったスペックの場合、一見魅力的にも感じますが、前オーナー様の乗り方次第では『買ってすぐにハイブリッドシステムに異常が発生』という事態が起こる可能性もあるという事です。
実際に当店にも、『中古車を購入後すぐに異常が点灯した』というご相談が増えているのも事実です。なので、これから中古のプリウスを購入される場合は、ハイブリッドバッテリーの交換もご予算に含めていただくことが重要となります。特に30系プリウス前期型のトラブルが多いですので、その辺りの見極めをしっかりと行っていただくことが、転ばぬ先の杖となります。
最後になりましたが、この度はハイブリッドバッテリーの交換をご依頼いただき誠にありがとうございました。保管状態のこともあって少し早くバッテリーの異常が点灯してしまったものの、他の部分の状態は距離相応で非常に良い状態の車両でした。これからも定期的なメンテナンスを行って頂いて、大切に乗り続けてあげて頂ければと思います。またのご来店心よりお待ちしております。
最後まで読んでいただき誠に有難うございます。こちらのブログに辿り着いた方は、プリウスに関する何らかのトラブルや、今後起こりうるトラブルについて気になる事や不安を抱えられているのではないかと思います。当店のブログには、トラブルの情報や、修理事例、プリウスの特性など、たくさんのブログ記事を作成しております。皆様のお悩みを解決する為のツールになればと思いますので、1度ご覧になってみてください。また、修理のお見積もりなど、下記のリンクよりお気軽にご相談いただければと思いますので、よろしくお願い致します。
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