プリウスα 5人乗り ZVW41 ハイブリッドバッテリー交換
皆様こんにちは、お世話になっております。日頃より当店のブログをご愛読いただき誠に有難うございます。初めての方もご訪問誠に有難うございます。こちらはプリウス専門店『Kyoei Japan』のスタッフブログになります。プリウスの修理やパーツの取り付け、イベント情報などを不定期で更新させていただいております。
今回のブログは、プリウスαのハイブリッドバッテリー交換です。プリウスαは、2011年5月にデビューしたミニバンタイプのハイブリッド車で、優れた燃費と使い勝手の良さで、ファミリー層から高い支持を受けている車両です。プリウスとは兄弟車のような位置付けとなりますので、機関系のシステムはほぼ共通となります。
今回ご入庫いただいた車両は5人乗りモデルで、30系プリウスと同じ『ニッケル水素バッテリー』を搭載した車両です。
入庫時の走行距離は約14万4千キロ、入庫時に異常が点灯していませんでしたが、故障診断の結果、ハイブリッドバッテリーの異常を示す値が確認できましたので、予定通りハイブリッドバッテリーを交換していきます。今回は、お客様のご意向で『自社製リビルトハイブリッドバッテリー』を使用させていただき、交換作業を行います。
5人乗りモデルの場合は、ハイブリッドバッテリーがリアシート背後に設置されています。
30系プリウスと違い、リアシートが前後にスライドしますので、作業スペースには少し余裕がある印象です。こちらのカバーを取り外すことで、ハイブリッドバッテリーが姿を見せます。
こちらがハイブリッドバッテリーです。形状は30プリウス後期型と同じ物が装着されています。
冷却ファンへ繋がるダクトの形状は異なります。ホコリの溜まり具合はそこそこといった感じでしょうか、
冷却ファンにもホコリが溜まっていましたので、清掃して組み直します。
冷却ファンのホコリがバッテリー内部に入ることでトラブルを起こす可能性もございます。目立たない作業ですが、手を抜かず行います。
作業時間はおおよそ2時間半ほどになります。リビルトハイブリッドバッテリーの保証期間は、交換後1年間、または走行距離1万キロまでのどちらか早く迎えた方までとなります。今回のお客様は、今後も確実に長く乗り続けたいという訳では無いそうで、修理費用が少なく済むリビルトハイブリッドバッテリーを選択していただきました。
保証期間は新品バッテリーよりも少なくはなりますが、できるだけ妥協なく商品を製造しておりますので、アフターフォローもしっかり行わせていただきます。ハイブリッドバッテリーの修理費用に関して、『かなり高額になるのでは?』と不安に思われている方も、ぜひお気軽にご相談ください。
最後になりましたが、今回ご来店いただいたお客様は、お隣兵庫県よりお越しいただきました。異常も無事に解消できましたので、これからも休日のドライブを楽しんでいただければと思います。この度はご来店と作業のご依頼誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。
最後まで読んでいただき誠に有難うございます。こちらのブログに辿り着いた方は、プリウスに関する何らかのトラブルや、今後起こりうるトラブルについて気になる事や不安を抱えられているのではないかと思います。当店のブログには、トラブルの情報や、修理事例、プリウスの特性など、たくさんのブログ記事を作成しております。皆様のお悩みを解決する為のツールになればと思いますので、1度ご覧になってみてください。また、修理のお見積もりなど、下記のリンクよりお気軽にご相談いただければと思いますので、よろしくお願い致します。
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