2024年版、30プリウスの燃費向上に効くメンテナンス。
プリウスに乗っていく上で気になる方も多いのが『燃費』です。今回のブログは、燃費向上に効果の高いメンテナンスをピックアップして紹介していきます。
経年劣化も気になるハイブリッドバッテリー。
一つ目に挙げられるのは、プリウスにとって第二の心臓とも言えるハイブリッドバッテリーです。ハイブリッドバッテリーが劣化することで、EV走行ができる時間が少なくなってしまい、燃費の悪化へと繋がります。また、夏場ではエアコンの消費電力が高くなることもあり、ハイブリッドバッテリーのスタミナが低下すると、発電の為にエンジンがかかる時間も必然的に長くなります。
それらの要素を無くし、最も効率よく燃費を高めることができるのが、『新品のハイブリッドバッテリー』を使用することです。30系プリウスでも、トヨタ純正バッテリーを注文すると50系プリウスと同じタイプのバッテリーモジュールに進化したものが届きます。新車時よりも性能が高まっていますので、性能を高めるメンテナンスとしてもおすすめです。
意外とシビアな燃調に注目。
2つ目に挙げられるのが、ガソリンを噴射する『インジェクター』です。インジェクターは、ガソリンを燃焼室に向けて霧状に噴射する装置で、経年劣化によって噴射が綺麗にできなくなったり、汚れによって噴射量が理想値よりも多くなったりします。単純に噴射量が無駄に多くなれば燃費の悪化にも繋がり、EV走行からエンジン走行に気に変わる際の始動時もスムーズにいかず振動が発生することもあります。
インジェクター交換のバリエーションとしては、メーカー純正の新品に交換するパターンと、リビルト品の中から噴射量のバランスを整えた部品を揃えて出荷されているレベリングインジェクターを使うパターンに大きく分けられます。
レベリングインジェクターは新品よりもリーズナブルでありながら、燃費の向上やパワーアップも体感できる商品です。EGRバルブやインテークマニホールドなどのリフレッシュの際に、インジェクター交換までしてしまうこともおすすめです。
転がり抵抗を減らすATF交換。
3つ目に挙げられるのが、プリウスでは交換事例が意外と少ないATF(トランスミッションオイル)です。30プリウスまでは、シビアコンディションでなければ交換の必要が無いと言われていましたが、昨今では走行距離20万kmを超えてもプリウスに乗り続ける方も多く、そのような使用環境であれば必ず交換が必要であると弊社では考えています。
ATF交換のメリットは、アクセルを踏んでいるときはもちろんですが、アクセルを踏んでいない時の車の転がり抵抗が減少し、全体的に車両の動きが軽くなります。また、オイルの銘柄を高性能なものに変更することで、更なる抵抗減が期待できます。
燃費に関わるメンテナンスは、ガソリンを節約できる経済的な面はもちろんですが、ドライブフィーリングの気持ちよさに繋がることも多いです。車がロスなく気持ち良く走れる=省エネ と言っても間違いでは無いかと思います。プリウスを気持ち良く走らせるメンテナンスで、この先のドライブをより楽しくしていただければと思います。
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Kyoei Japan (プリウス専門店) / Kyoei Auto Service
〒623-0046 京都府綾部市大島町坂尻2番地
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