プリウスに長く乗り続けたいお客様への車検プラン Part 1
『今までメンテナンスはディーラーに全て任せてきましたが、メンテナンスをお願いすると車両の乗り換えを勧められ、話を聞いてもらえなかったのでこちらに相談させて頂きました。』これは昨年、当店にご来店いただいたZVW30プリウスオーナー様から度々お聞きしたお言葉です。
皆様こんにちは、お世話になっております。日頃より当店のブログをご愛読いただき誠に有難うございます。初めての方もご訪問誠に有難うございます。こちらはプリウス専門店『Kyoei Japan』のスタッフブログになります。プリウスの修理やパーツの取り付け、イベント情報などを不定期で更新させていただいております。
今回のブログは、ZVW30プリウス前期型の車検、メンテナンス、ご希望いただいたパーツの取り付けを同時に行わせていた様子をブログにまとめていきたいと思います。
車検整備の場合、多くの方は車検に通らない不具合箇所の修理をされているかと思いますが、当店ではこの先不具合が起こりうる場所や、ついでに整備を行うことで作業工賃が割安になる箇所のメンテナンスを同時に行うことをオススメしております。
今回のお客様は、30プリウスによく起こる症状である『エンジン始動時のガタガタという異音』に関してお問い合わせを頂き、更新時期が近づいていた車検も当店で同時に行わせていただく事となりました。
冒頭に書かせて頂いた文章ですが、最近こういったお話をお客様からお伺いすることが多くなっていて、今回のお客様からもこのようなお話をお伺いしております。確かに新しいお車に乗り換えていただく事でトラブルから解放される事は事実です。ただ、ZVW30プリウスには、修理をして乗り続ける価値があると当店では考えておりますので、当店ではできる限り細かいメンテナンスのご要望にもお答えしたいと思います。
それではメンテナンスの様子を紹介致します。基本的な車検整備として、ブレーキオイルの交換、エアクリーナーのフィルター交換、エアコンフィルターの交換、ラジエター冷却水の交換、スパークプラグの交換を行い、それと同時にEGRバルブ、インテークマニホールド、スロットルボディー、インジェクター周辺の清掃を行います。EGRバルブについては、過去のブログにもう少し詳しく書かせて頂いておりますので、そちらもご覧になって見てください。
EGRバルブには大量のカーボンがこびりついています。
こちらはEGRバルブとインテークマニホールドをつなぐパイプです。こちらにも多くのカーボンが堆積していました。これらの汚れをクリーナーで除去していきます。
スロットルボディーにも薄く汚れが付着していたので拭き取っていきます。スロットルには特殊なコーティングが施工されている場合が多いので、専用のクリーナーで清掃していきます。
インジェクター周辺にもカーボンの堆積が多いので、清掃します。写真は清掃後です。こちらにカーボンが多く堆積すると、噴射されたガソリンが吸着されてしまい、燃費の悪化にも繋がります。
今回はこれらの整備に加えて、プラスαのカスタマイズもさせて頂きました。そちらの方は別の記事にまとめていきますので、そちらもご覧いただければと思います。
『車検』の場合は、ある一定のルールに基づいて行われますので、全国どこでも受けることができます。しかし、車検の際に同時に整備を行うことで工賃を削減することができたり、専門店ならではの故障を未然に防ぐ整備のご提案ができたり等、『プリウス専門店』で車検を受けていただくメリットも沢山ございます。
リビルトハイブリッドバッテリーやEGRバルブの清掃と『車検』を同時に行うことで、お車をお預かりする回数を減らすことができます。車検という2年に1度のイベントを利用して、ぜひ当店にお越しいただければと思います。代車のご用意も致しますのでお気軽にご相談ください。それでは、続編に続きます。
最後まで読んでいただき誠に有難うございます。こちらのブログに辿り着いた方は、プリウスに関する何らかのトラブルや、今後起こりうるトラブルについて気になる事や不安を抱えられているのではないかと思います。当店のブログには、トラブルの情報や、修理事例、プリウスの特性など、たくさんのブログ記事を作成しております。皆様のお悩みを解決する為のツールになればと思いますので、1度ご覧になってみてください。また、修理のお見積もりなど、下記のリンクよりお気軽にご相談いただければと思いますので、よろしくお願い致します。
お問い合わせ、お見積もりは『コチラ』
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