2025年 30プリウスのメンテナンスで気をつけたいポイント。
2025年がスタートし、1ヶ月が過ぎようとしています。弊社には30プリウスのメンテナンスのご依頼が年初より入っていますが、ご依頼いただくプリウスの状態やオーナー様の価値観は様々です。今回のブログでは2025年に気をつけたいポイントについてお話ししたいと思います。
部品の価格。
ここ何年かで、部品価格の値上がりが続いていて、多い年では年に2回ほど部品の値上がりが実行されています。値上がり幅は7%から、多いものでは15%以上の値上がり率であるような部品もありました。
今年も恐らく値上がりがあると予測はされますので、必ず寿命が訪れる上に部品単価の大きいハイブリッドバッテリーやドライブシャフト、走行中にトラブルに見舞われると厄介なウォーターポンプ、乗り心地に直結するサスペンションなど、メンテナンスを少し早めても無駄ではなさそうな部分は早めに進められることもオススメです。
最適なメンテナンスのタイミングは普段の走行距離などの使用状況や、お車の現状によっても異なります。皆様にとって最適なタイミングを見つけるお手伝いをさせて頂きますので、気になる方はお気軽にご相談ください。
不要な事はしない。
弊社のブログ、YouTubeではメンテナンスやカスタムの事例を紹介しています。しかし、それらはほんの一例で、すべての方に対してその事例が当てはまる訳ではございません。
お車の使用状況、これから何年乗り続けるか、お客様の経済的状況など、プリウスに乗る方々の状況は千差万別です。
最低限壊れている所を修理するという方法が最適な場合もあれば、壊れる前にしっかりとメンテナンスをしていく事がマッチしている場合もございます。この辺りはお客様それぞれのペース配分をしっかりと見極めた上でサービス内容をご相談させて頂ければと思います。
クルマの事以外でも先行きが読みにくい昨今、弊社は過剰な販売は行いません。あくまでもお客様と共に走る立場として、お客様のペースを崩さないように、2025年もサポートをさせて頂きたく思います。
現状とこれからをしっかり見極める。
前述した無駄な出費を抑えるという事には、現状をしっかり見極める事と、将来の事を見据える事が大切だと考えています。これは当たり前のようにも思えますが、案外難しいのです。
現状をしっかり確認しておらず、プラスの方向にカスタムなどを進めていた矢先にトラブルに見舞われる、といった事例は少なくありません。
走行距離が多くなってきて、乗り換えるか修理をするか悩んでいる矢先にトラブルに見舞われる、しかしクルマを買い替える準備が出来ていない。これも意外と少なくない事例です。
プリウスに関しては、トラブルが起こる箇所が今の所は絞り込みやすい車種だと弊社では考えています。カスタムなどを楽しむ前にはしっかりと現状の点検を行った上で、重要な部分にトラブルの芽が出ていないか確認する事や、大きなメンテナンスをする前に一旦立ち止まって、この先どのぐらいの期間乗り続ける目標か考えてみるなど、車両の年式が古くなってくると一呼吸置く事が大切になります。
現状をしっかりと分析したうえで、先の目標を考える。これはこの先30系プリウスと付き合っていく中で重要な考え方になるのではないでしょうか。
愛車を大切に思う気持ち。
メカニズム的にはまだまだ乗り続ける事が可能な30系プリウスですが、これから年数を重ねる事で状況は少しずつ変化していくでしょう。そんな中でも愛車を大切に思う気持ちを大切にされる事で、クルマに対する行事へのモチベーションは必ず高まります。
いずれ訪れるターニングポイントに備えて、最低限のメンテナンスはもちろんですが、日々の調子なども気にしながらプリウスのある生活をお楽しみ頂ければと思います。無理、無駄のないメンテナンスをお考えの方はお気軽にご相談頂ければと思いますので、よろしくお願いいたします。
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