ここ最近の50系プリウスのメンテナンスについて。

弊社では発売からある程度の年月が経過した30系プリウスのメンテナンスが多いですが、今年に入って50系プリウスのメンテナンス依頼も増加傾向です。今回はここ最近の事例をまとめて紹介していきます。

乗り心地の劣化も増加傾向。

昨今では、50系プリウスも走行距離10万kmを超えた車両も目立ち始めて、サスペンションのリフレッシュを承ることが増えてきました。50系プリウスは元々乗り心地の完成度が高く、中古車で購入された方は『こんなものかな』と思ってしまいがちだと思います。しかし、シャキッとリフレッシュされた車両と乗り比べると違いは大きくなります。

元々素性が良いだけに、社外品への交換は注意も必要ですが、各社からリリースされている純正互換タイプのショックアブソーバーとの相性は良く、50系プリウスの乗り心地をさらに洗練されたものへとアップグレードしてくれます。これからも長く50系プリウスに乗りたいとお考えであれば、足回りのリフレッシュはおすすめです。

30プリウスよりは減少傾向な吸気系のトラブル。

もう一つ、昨今ご依頼やお問合せが増えているのが、EGRバルブやインテークマニホールドなど、吸気系のメンテナンスです。30系プリウスではエンジン始動時の異音の発生が頻発し、その原因の多くが吸気系に溜まるカーボンによるものでした。

その中でも原因の1つとなっていたEGRバルブに関しては、汚れがつきにくい構造に進化していますので、トラブルは減少傾向です。

しかし、インジェクター出口周辺の汚れや、インテークマニホールドやスロットルボディーの汚れは起こりますので、燃費の悪化やアクセルレスポンスの低下などのマイナートラブルは発生しているようです。

異音や警告灯の点灯はせずとも、良い状態で乗り続けるためにはメンテナンスが必要となります。比較的新しい印象の50系プリウスですが、普段乗られていて気になる事などがございましたらお気軽にご相談ください。よろしくお願いいたします。

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