60系プリウス ホイールテストフィッティング、下回りチェック。
当初の生産計画より増産が行われ、街中で見る機会も増え始めた新型60系プリウス、今回のブログは60系プリウスをこれからカスタムやメンテナンスしていくにあたって、ホイールのテストフィッティングや、下回りのチェックなどを紹介していきます。
60系に合ったサイズの社外ホイール。
クルマのカスタムの中でも王道的なジャンルとなるのがホイールの変更です。現在市場には多くのサイズやデザインのものが出回っておりますので、選び方が難しく感じておられる方も多いかと思います。
お客さまのプリウスは、Zグレードの純正19インチではなく、ダウングレードオプションを選択されていた為17インチのスチールホイールが装着されていました。17インチのスチールホイールは珍しく、専用のホイールキャップも独特な存在感があります。
ホイールを外して足回りも少し覗いてみます。ブレーキローターのサイズも、ハブがP.C.D114.3になったことや、純正で19インチの大径ホイールが装着される為もあってか、少し大型化されていました。この辺りは大きくなったエンジンパワーを受け止めるための安心感には繋がりそうです。
リア周りは50系プリウスににている点も多いですが、ブッシュ類の硬さ、各部の剛性はさらに向上している印象でした。スポーツ志向が強まった60系プリウス、足回りのパーツリリースが楽しみです。
ここからは、お持ち込みいただいたテスト用のホイールをフィッティングしていきます。お持ちいただいたホイールは、お客さまの全愛車となるプリウスαに装着されていたBBS RI-A 18インチ、8.5J +40というサイズです。プリウスαではフェンダー内に収まっていたようですが、60系ではどうでしょうか。
純正車高では、フロントが約10mmほど、リアに関しては、ホイールは収まっているものの、タイヤのリムガードははみ出ている状態になりました。
当店では車検に対応したカスタムでの対応となりますので、ギリギリで合っても基準位置での計測でフェンダーからはみ出ていれば、点検、車検などの入庫をお断りせざるを得なくなります。昨今ではトヨタディーラー様でもカスタムに関する目が厳しくなっていて、際どいラインでも入庫を拒否されるケースが増えています。60系では車検も含めたメンテナンスパックに加入されている方も多いと思いますので、それらも見越した計画的なカスタムを行うことがおすすめです。
使用状況に合ったカスタマイズを。
クルマをカスタムすることはとても楽しいです。自分の個性を表現できたり、気の合う仲間と出会うきっかけになったり、カーライフの楽しさが広がるきっかけにもなるからです。ただ、度が過ぎると使い勝手を損ねたり、毎日の運転にストレスが出たりするのも事実です。カスタマイズはご自身のペースで、そして何よりそれぞれに合ったスタイルを見つけることが大切です。
60系はこれから沢山のパーツが開発され、既に所有されている方も、これから乗り始めるかたも非常に楽しくなってくるのではないかと思います。当店でも60系プリウスをデモカーとして迎え入れる予定ですので、入庫次第様々なテストを進めていきたいと思います。今回のデータも取り入れながら、車検対応範囲内でもできるだけカッコよく、楽しくドライブができる仕様で仕上げていきたいと考えています。
最後になりましたが、今回は滋賀県彦根市より車両を持ち込んで頂き、テストフィッティングにご協力頂き誠にありがとうございました。前愛車のプリウスαは走行距離20万kmを超えていながら非常に綺麗な状態を保たれていました。今回ご購入されたプリウスも、きっと大切に乗られるのだろうなと感じております。お客様に負けないように、当店のデモカーも綺麗な状態で維持していきたいと思います。先代モデルはもちろんですが、現行モデルの研究、情報発信にも力を入れていきますので、皆様よろしくお願い致します。
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Kyoei Japan (プリウス専門店) / Kyoei Auto Service
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