皆様こんにちは、お世話になっております。日頃より当店のブログをご愛読いただき誠に有難うございます。初めての方もご訪問誠に有難うございます。こちらはプリウス専門店『Kyoei Japan』のスタッフブログになります。プリウスの修理やパーツの取り付け、イベント情報などを不定期で更新させていただいております。

今回のブログは、ZVW30プリウス 前期型のハイブリッドバッテリー交換です。今回ご依頼頂いたお客様のプリウスの走行距離は20万kmを少し超えたあたりで、世間一般的な価値観では乗り換え、或いは出来るだけ安価な方法での修理を考えてしまうかと思いますが、今回のお客様からのご希望は最初から『新品ハイブリッドバッテリー』での交換でした。その理由も含めて交換作業をご紹介させて頂きます。

新品バッテリーを注文するとこのような状態で届きます。バッテリー以外の補機類(ボルテージセンサー、ジャンクションブロック)などは付属しませんので、不具合が見られなければ再利用します。

お見積もりの際によく頂くご質問の一つとして、『ボルテージセンサーの交換は必要ですか？』という質問がございます。ボルテージセンサーに関しては価格が約3万７千円ほどとなります。ハイブリッドバッテリー交換のお見積もりにこちらの部品も含められる業者様も多いですが、当店では点検時に不具合がなければ交換致しません。同時交換を推奨されるのは、ハイブリッドバッテリー交換のついでであれば工賃を削減できるという部分と、できる限りトラブルが再発する可能性を減らしたい部分があるかと思います。

当店では、もしハイブリッドバッテリーの保証期間内にボルテージセンサーの不具合が起きた場合は、工賃無料にてボルテージセンサーを交換致します。過去にボルテージセンサーをそのまま再利用し、それが原因でハイブリッド異常が再発した事例もございませんので、修理のムダを省く上での判断とさせて頂いております。確かにハイブリッドバッテリーとの同時交換で工賃は省けますが、お客様にとって交換する必要のない部品代金の発生は、結果として無駄な出費となってしまいます。

上記の部品以外にも、写真の冷却ファンも基本的には清掃させて頂き再利用となります。

清掃後はこのような感じです。ファンの汚れは少なからずバッテリーの寿命にも影響致しますので、できる限りホコリを取り除いて組み付けます。

バッテリー搭載後はこんな感じです。新品ハイブリッドバッテリー交換後も数キロのテスト走行はさせて頂きます。テスト走行後に問題がなければ納車となります。

今回のお客様が新品ハイブリッドバッテリーの交換に決められた理由が『オーディオへの拘り』です。少し聴かせて頂きましたが、とても綺麗な音で我々も見習うべき点が多かったです。このようなお車に対する『拘り』が強い方にとっては、たとえ走行距離が20万kmを超えていたとしても新品ハイブリッドバッテリーを使用して頂く価値は十分にあると言えます。当店ではこのようなプリウスを大事に思うお客様のお気持ちに応える事ができるように、皆様に合う修理プランをご提案することを心がけておりますので、皆様お気軽にご相談下さい。

最後になりましたが、この度は岐阜県よりお時間をかけてお越しいただき誠にありがとうございました。20万kmの大台を超えて、次の目標となった40万kmを達成して頂けるように、できる限りの協力をさせて頂ければと思います。今後ともよろしくお願い致します。

最後まで読んでいただき誠に有難うございます。こちらのブログに辿り着いた方は、プリウスに関する何らかのトラブルや、今後起こりうるトラブルについて気になる事や不安を抱えられているのではないかと思います。当店のブログには、トラブルの情報や、修理事例、プリウスの特性など、たくさんのブログ記事を作成しております。皆様のお悩みを解決する為のツールになればと思いますので、１度ご覧になってみてください。また、修理のお見積もりなど、下記のリンクよりお気軽にご相談いただければと思いますので、よろしくお願い致します。

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