数々の雨漏り事例を見てきた中で、重症化しやすい箇所はこちらです。(30 プリウス)

もし多量の水がトランク内部に溜まってしまったら、ハイブリッド車であるプリウスへの影響はどのような悪影響が懸念されるのでしょうか?

皆様こんにちは、お世話になっております。日頃より当店のブログをご愛読いただき誠に有難うございます。初めての方もご訪問誠に有難うございます。こちらはプリウス専門店Kyoei Japan』のスタッフブログになります。プリウスの修理パーツの取り付けイベント情報などを不定期で更新させていただいております。

今回のブログは、タイトルの通りで、『30プリウスの雨漏り』に関する内容をお届けしたいと思います。先日ハイブリッドバッテリーの交換でお預かりさせて頂いたお客様のプリウスで、ラゲッジスペースの内装を分解していく段階で、水濡れを発見しました。

こちらはラゲッジスペースのトレイ下ですので、本来は水に濡れる事がありません。水の跡がスペアタイヤハウジングの方まで繋がっていたので、スペアタイヤを外してみると…、

結構な量の水が溜まっています。少しサビが発生し始めていますので、早急な対策が必要です。

水の侵入箇所を調べた結果、こちらの赤丸部分より水が侵入している事が判明いたしました、こちらの症状は、30系プリウスに稀に起こる現象です。こちらの隙間をボディー用のシーラーで防水処理していきます。

見た目はあまり良くありませんが、厚めに施工しました。大きな水溜りに入ってしまった場合等に水の侵入が懸念されます。ある程度の水圧に耐えられるように対策を行います。

30型プリウスの場合は、スペアタイヤハウジングの上にハイブリッドバッテリーが配置されます。リアショック周辺から入った水は、ハイブリッドバッテリーのすぐ近くを流れ、スペアタイヤハウジングへ溜まります。

大きな電力を発生させるハイブリッドバッテリーの近くを水が流れると考えただけでも恐ろしく思われるかもしれません。スペアタイヤの付近に水が溜まっているかの点検は、特殊な工具を必要としません。このようなトラブルは早期発見が大事ですので、1度確認されることをお勧め致します。

特に、雪の多い地域では雪解け水が路肩に溜まり、大きな水溜りになっている箇所もございます。そういった場所を走ることで、隙間から水が侵入する可能性もあります。豪雪地帯にお住まいの方は特に注意が必要です。

30プリウスに関するトラブルは。ハイブリッドバッテリー、EGRバルブなどがメジャーではありますが、このようなマイナーなトラブルが起こるのも現状です。当店では、このような些細なトラブルもブログにしておりますので、是非その他の記事もご覧になってみてください。今回のトラブルも大事に至る前に対策ができて良かったです。この度はご依頼誠にありがとうございました。

最後まで読んでいただき誠に有難うございます。こちらのブログに辿り着いた方は、プリウスに関する何らかのトラブルや、今後起こりうるトラブルについて気になる事や不安を抱えられているのではないかと思います。当店のブログには、トラブルの情報や、修理事例、プリウスの特性など、たくさんのブログ記事を作成しております。皆様のお悩みを解決する為のツールになればと思いますので、1度ご覧になってみてください。また、修理のお見積もりなど、下記のリンクよりお気軽にご相談いただければと思いますので、よろしくお願い致します。

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