乗り換えずに乗り続ける決断をされた方のメンテナンス。 プリウスα 後期型 Part.2

Part.1に引き続き、プリウスαのメンテナンスです。今回は単純なメンテナンスだけではなく、アップグレードについても触れていきます。

メンテナンスのタイミングに合わせたアップグレード。

長く乗り続けるためには劣化した部分をメンテナンスしていくことが重要ですが、それ以外にも乗り続ける中での『満足感』を高めることも大切であると弊社では考えています。

今回は足回りのメンテナンスも同時にご依頼いただきましたので、ショックアブソーバには純正プラスαの性能を実現するために、KYB エクステージを装着していきます。こちらは純正のショックアブソーバより上質な乗り心地を実現してくれる商品で、カーブや高速道路での安定感も高めてくれる商品です。

ショックアブソーバ以外にも、性能の良さをさらに生かすため、サスペンションを支えるロアアームの交換や、その繋ぎ目となるロアボールジョイントの交換なども行わせて頂きました。ロアボールジョイントはゴムブーツが破れた際に外側のブーツのみを交換される事例が散見されますが、ある程度走行距離を重ねるとブッシュ自体が摩耗しますので、本体ごとの交換がオススメです。

放置するとトラブルに繋がる可能性。

こちらも長く乗るために大切な部分で、下回りの防錆塗装を行いました。昨今は積雪がない地域であっても高速道路には凍結防止剤が撒かれるケースも多くなっています。それによって発生する錆や腐食は部品の寿命を縮めてしまう厄介な存在です。それらから大切な愛車を守るためにも、対策は必要となります。

クルマを良い状態で長く乗り続けるためには、その場の対策だけでなく、そのクルマがこの先走り続けていく中で起こりうることをある程度予測していくことも大切です。皆様が普段走る道路の状況や気候、お住まいの地域の立地などを考えながら、中長期目線でのメンテナンスを行わせて頂きます。

皆様の愛車の価値を高めるために。

最後になりましたが、今回は愛知県より、多くのメンテナンスを行うためにご来店をいただきました。遠方からのご来店誠にありがとうございました。1度目のご来店時に、こちらのプリウスαを手放すべきか、カローラクロスを手放すべきかの判断も兼ねて点検をさせていただいたのですが、その際に走行距離の割に程度も悪くないと感じた車両でした。お客様としてもプリウスαの使い勝手の良さが気に入っておられたようで、今回はプリウスαに乗り続けていくことを決断されました。一般的には新しい車を手放し古いクルマを手元に残すことに違和感はあるかもしれませんが、弊社としてはその判断は間違っていないと思います。

クルマが古くなってくるとその『価値』について気になることも増えてくるかと思います。そういった場合に世間での中古車相場や買取価格も気になるところかと思いますが、市場価格が下がったところでその『オーナー様にとっての価値』が下がるわけではありません。『その車種の価値』と『愛車の価値』は全く別物と捉えて間違いないと弊社では考えておりますので、オーナー様に合わせたメンテナンスを行うことで、『愛車としての価値』を高めていくお手伝いをこれからも続けていきたいと思います。今回のような事例が気になった方はお気軽にご相談ください。よろしくお願いいたします。

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