『G’sならではの特別感』ZVW30 G’s リフレッシュプラン 後編

皆様こんにちは、お世話になっております。日頃より当店のブログをご愛読いただき誠に有難うございます。初めての方もご訪問誠に有難うございます。こちらはプリウス専門店Kyoei Japan』のスタッフブログで、当店のお客様はもちろんですが、当店に来て頂くことが難しい方々に対して少しでもお役にも立てるように積極的な情報公開をさせて頂く為に更新させていただいております。また、当店のブログは現場で起こっている一次情報をまとめています。インターネットでの情報が錯綜する昨今では本当の情報を見極めるのも難しいのが現状です。現場からの歪みのない情報を是非お楽しみください。

前回の記事に引き続き、後編ではプリウスG’sのリフレッシュメニュー、エンジンやバッテリーについて紹介していきます。まずは当店の定番メニューとなっているEGRバルブ周辺〜ガソリンを噴射するインジェクター周辺までの清掃です。

18万km走ったプリウスは外観こそ綺麗に保たれていましたが、機関系内部には走行距離相応の汚れが蓄積しています。

ガソリンを噴射するインジェクターと呼ばれる部品の出口付近のカーボン体積も多く見られます。こちらを清掃することで燃料を噴射する量が最適化され、燃費向上が見込めます。

アクセルペダルと連動して流入空気量を調整しているのが写真のスロットルバルブです。こちらにも汚れが付着しています。こちらも清掃することで無駄なロスが減少し、燃費向上が期待できます。こちらの清掃後はアイドリング不調を防ぐ為にコンピュータの再学習をオススメ致します。

各部品の清掃が完了しました。清掃が完了すれば部品を再度取り付けていきます。先述のISCの学習も組み付け後にアイドリングさせながら行っていきます。

今回はさらにハイブリッドバッテリーの交換をしていきます。ハイブリッドシステムに異常があった訳ではなく、これからも長くプリウスG’sに乗り続けたいということで、予防整備の一環としてご依頼をいただきました。

現在ZVW30系のプリウスの新品ハイブリッドバッテリーは、50系プリウスと同様の次世代型のモジュールに切り替わっており、ハイブリッドバッテリー交換前と比べると少し走りが良くなる雰囲気も感じます。バッテリーの劣化によるパワーの低下を感じておられる方はリフレッシュを兼ねて交換されることもオススメです。

全ての作業が終わり、無事に納車です。タイトルにも書かせていただきましたが、プリウスG’sは、トヨタがモータースポーツで培った技術をフィードバックした特別感の高いグレードです。最終型の生産終了から約7年が経過しましたが、今でも大切に思われているオーナー様が多いことも特徴です。

こちらのお客様も愛車を大切にされているオーナー様の1人ですが、現行モデルが50系プリウスに変わると『古いクルマ』言われ、販売店での扱いが変わったり嫌な思いもされたそうです。当店ではお客様それぞれのお車との接し方や距離感を理解させて頂いた上で、最適なメンテナンスプランをご提案していくことを大切にしていきます。

最後になりましたが、この度は兵庫県神戸市からのご来店誠にありがとうございました。初めてお車を拝見させていただいた瞬間から、本当に大切にされていることが伝わってきた1台です。今後も綺麗でカッコ良く、調子が良い状態を維持していくお手伝いができるよう、当店としても知識、技術共に磨いていきたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。

最後まで読んでいただき誠に有難うございます。こちらのブログに辿り着いた方は、プリウスに関する何らかのトラブルや、今後起こりうるトラブルについて気になる事や不安を抱えられているのではないかと思います。当店のブログには、トラブルの情報や、修理事例、プリウスの特性など、たくさんのブログ記事を作成しております。皆様のお悩みを解決する為のツールになればと思いますので、1度ご覧になってみてください。また、修理のお見積もりなど、下記のリンクよりお気軽にご相談いただければと思いますので、よろしくお願い致します。

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Kyoei Japan (プリウス専門店) / Kyoei Auto Service 

〒623-0046 京都府綾部市大島町坂尻2番地

Tel:0773-42-6921 

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