夜道や悪天候時のドライブの安心感アップへ、30プリウス前期 L フォグランプ後付け

『中古で30プリウスをなんとなく買ったらフォグランプが無い』他の30プリウスを見て気づいたという方もおられるのではないでしょうか?今回はそんな車両に快適性をプラスした事例の紹介です。

意外と暗い日本の夜道。

都市部の夜は明るいです。我々のように郊外に住んでいると、東京都内の繁華街や、大阪市内中心部など、『夜でもヘッドライトが必要ないんじゃないか』と思うほど明るく感じます。都市高速道路などでも、街灯が設置されていて非常に快適に走行できます。しかし、少し郊外へ出ると状況は一変し、峠道や山間部を走る高速道路は街灯もなく、ヘッドライトが命綱となります。

30プリウス前期型は、Lグレード以外にはフォグランプが標準装備です。フォグランプは主に車両の側方から前方手前が照射範囲となります。ロービームのみで走行するよりも、左右に幅広く照射することができるため、街灯のない夜道や悪天候時でも視界を広げることが可能です。

今回はお客さまからのリクエストで、純正部品を使用して、上位グレードと同じ点灯方式で取り付けていきます。

あたかも最初から装備されていたかのように。

フォグランプの後付け方法は幾つかございます。最も簡単な方法は、ハーネスを新たに用意し、別回路でフォグランプを点灯するパターンです。これはインターネットで検索しても良くヒットする『フォグランプ後付けキット』で用いられる方法です。弊社でも予算重視であれば、こちらの方法で行います。

もう一つの方法が、今回のような純正パーツを使用する方法です。こちらの場合は、配線をコンピュータなどから取り出します。純正パーツを使用するメリットは接触不良などのトラブルが少ないこと、スイッチなどが増えず、操作方法もシンプルになるといった点が挙げられます。

フォグランプのバルブは国産のIPF製で、スイッチ操作で発光色を2色で切り替えが可能なモデルを取り付けます。黄色、白色の2色で切り替えることで、悪天候時や周辺の環境に合わせて、見やすい色でドライブする事が可能です。また、前期のフォグランプレンズはガラス製ですので、バルブのアップグレードをする際に耐久性に関する心配もございません。

こちらの方法で取り付けする場合は、スピードメーター内にフォグランプ点灯を示すインジケータが点灯します。電源を取り出す場所が悪ければインジケータが点灯せず、車検に通らない場合もございます。純正パーツを使用する場合は、こちらのインジケータの点灯が重要になります。

気になる点を改善する『パーソナライズ』

弊社が掲げるパーソナライズというカテゴリーは、皆様の気になる点や、実現したいポイントに着目し、理想に近づけていくという内容です。今回のお客様も、『純正パーツでフォグランプを後付けしたい』というご希望から、バルブ類も最新のLEDを使用してのアップグレードとなりました。

今回フォグランプだけでなく、ロービーム、ハイビームのバルブもLED化させて頂きました。これによって夜道のドライブもかなり安心できるものになります。プリウスを新車、或いは中古車で買う際に、買う前には分からず、『乗ってみってわかる事』というのは意外と多いものです。今回の事例のように、後から追加するという方法も、皆様それぞれに合ったプリウスに乗って頂く為の、満足度の高いメニューだと思います。フォグランプだけでなく、気になる点がある方はお気軽にご相談ください。

最後になりましたが、今回は大阪府にお住まいのお客様からのご依頼でした。大阪府であっても郊外の夜道は暗いため、今回のアップグレードで快適になるのではないかと思います。この度は遠方からのご来店誠にありがとうございました。

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