ZVW30 プリウス 並行輸入車 エンジン不調で入庫 

皆様こんにちは、お世話になっております。日頃より当店のブログをご愛読いただき誠に有難うございます。初めての方もご訪問誠に有難うございます。こちらはプリウス専門店Kyoei Japan』のスタッフブログになります。プリウスの修理パーツの取り付けイベント情報などを不定期で更新させていただいております。

 

今回のブログは、30系プリウスの並行輸入車(左ハンドル車)のトラブルです。アイドリング時に『ガタガタ』と大きな異音がするとご連絡を頂き、お車を点検させて頂く事になりました。並行輸入車の場合は、故障診断に使う診断機が対応していない等の理由で、入庫を断られるケースが少なくないようです。当店では、プリウスの並行輸入車の修理に関しては対応が可能です。

 

入庫時のエンジンの状態を動画でアップしてみました。回転が落ち込んだタイミングで『ガタガタ』と金属音のような異音が発生しています。このような現象をインターネットで検索すると、当店でも修理を行わせていただいております『EGRバルブ』の不具合情報が多くヒットします。

今回の故障コードは『P0302 失火検出』2番シリンダーがうまく燃焼していない異常です。過去故障も全て2番の失火でしたので、まずはスパークプラグに電気を供給するための部品である『イグニッションコイル』を点検します。

イグニッションコイルはエンジン本体の上部、シリンダーヘッドカバー部分に取り付けられています。写真で見てお気付きの方もおられるかもしれませんが、右ハンドル車と左ハンドル車でワイパーの形状が異なります。その為、イグニッションコイル脱着の際は、ワイパーカウル周辺の分解も必要となります。

 

2番シリンダーのコイルを、当店の在庫のイグニッションコイルと交換したところ、エンジン不調は解消されました。写真右が不具合を起こしたイグニッションコイルですが、少し赤く変色しています。

新品のイグニッションコイル(写真右)を用意しました。取り外しと逆の手順で車両に組み付けていきます。取り付け後、異常が無い事を確認した上で作業完了となります。

当店では、アメリカ支店『Kyoei USA』との連携で、並行輸入車の純正パーツの輸入や故障事例の確認も可能です。並行輸入のプリウスのトラブルでお困りの際は、一度お問い合わせいただければと思います。まだまだ暑い日が続き、車にとっても厳しい季節です。お車のいつもと違う違和感なども気にしながら、安全運転で残暑を乗り切りましょう。最後になりましたが、この度は修理のご依頼誠にありがとうございました。またのご来店をお待ちしております。

 

最後まで読んでいただき誠に有難うございます。こちらのブログに辿り着いた方は、プリウスに関する何らかのトラブルや、今後起こりうるトラブルについて気になる事や不安を抱えられているのではないかと思います。当店のブログには、トラブルの情報や、修理事例、プリウスの特性など、たくさんのブログ記事を作成しております。皆様のお悩みを解決する為のツールになればと思いますので、1度ご覧になってみてください。また、修理のお見積もりなど、下記のリンクよりお気軽にご相談いただければと思いますので、よろしくお願い致します。

 

お問い合わせ、お見積もりは『コチラ

 

その他、関連記事をリンクにまとめておりますので是非ご覧ください。

30系プリウス、エンジン始動時の異音対策。EGRバルブ清掃

30プリウス EGRバルブ清掃、インテークマニホールド清掃、PCVバルブ交換

 

 

 

Kyoei Japan (プリウス専門店) / Kyoei Auto Service

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