NHW10 プリウス  マルチインフォメーションディスプレイ交換

 

皆様こんにちは、お世話になっております。今回のブログは初期型プリウスのトラブルについてです。

 

ご来店頂いた際にはこのような感じで、全体的にヒビが入ったような感じです。こちらはディスプレイ内部のコーティング剥がれが原因のようです。こちらのディスプレイはすでに廃盤で、現物を修理が不可能であれば、中古品での修理になります。

こちらのディスプレイは富士通製ですので、メーカーに修理を頼んだ所、修理が不可能との回答、その後ディスプレイ修理専門店等にも問い合わせましたが、そもそも修理に使う部品が無いので不可能ですとご返答をいただきました。最後の望みは中古ディスプレイが見つかるかどうかです…。

奇跡的に見つかりました。しかもそれなりにグッドコンディションな物です。今回はこちらをお客様の車両に取り付けていきます。

電源が入りました。エネルギーモニターの画面はなんとも時代を感じるデザインです。プリウスをはじめとするハイブリッド車の歴史はここから始まったんですねー。

初期型プリウス前期の場合はタッチパネルでは無く、手前のボタンで操作します。後期型からはタッチパネルでの操作となります。スイッチ操作で操るアナログ感は今の時代には新鮮で、良さを感じます。

ラジオもしっかり作動しました。ディスプレイが復活するのも数年振りだそうで、お客様にもとても喜んでいただけました。当店としても貴重なお仕事をいただけて大変感謝しております。

最後に当店の初期型プリウス後期型と横に並べさせていただきました。今となって貴重な光景かなと思います。

前期と後期では、バンパーのモールやホイールのデザインが少し違います。当時はかなり近未来的に感じたデザインも、今となっては懐かしく思えてしまう事に、20年の歴史の流れを感じました。

古いから乗り換えるという選択肢もありますが、初期型プリウスに関しては、ハイブリッド車の歴史を語る上では貴重な財産では無いでしょうか? 『先駆け』の名を与えられ、ハイブリッド車を当たり前の物とする今の時代の流れを作った初期型プリウス、当店では今も大事にされているお客様のプリウスを大事に扱っていきたいと思います。

初期型プリウスの修理やメンテナンスのことでお悩みの方がおられましたらお気軽にご相談下さい。歴史ある1台をこれからも大事にしていきましょう!

 

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