減速時に気になる異音 プリウスα ドライブシャフト交換。

プリウスやプリウスαなど、ハイブリッド車で、減速時に『カタカタ』とルーレットのような異音を感じた方は少なくないのではないでしょうか? 今回はそんな異音の対策を紹介していきたいと思います。

気づいたら気になる『音』

ドライブシャフトからの異音は、微細なものから大きなものまで、状態によって様々です。我々がお客様のお車を試運転した場合に微細な異音に気づくことが多いですが、音がまだ小さくお客様からの申し出がない場合は、報告せずに様子を見ることもございます。急激に症状が悪化することが少ないことも、様子を見る一つの理由でもあります。

今回ご入庫いただいたお客様のように、ロードノイズが静かなタイヤを履かれているような場合も、異音の発生に気づきやすくなるかもしれません。

ドライブシャフトの異音の特徴としては、減速時でモーターによる『回生ブレーキ』が動作している場合に発生する特徴があります。音の質としては軽い音質で『カラカラ、カタカタ』といった感じで表現できる音が発生します。回生ブレーキの動作時の異音ですので、ギアをニュートラルにして減速すると異音が発生しないことも特徴です。

今回のお客様の場合は比較的軽傷な部類にも感じる音でしたが、お客様から修理をご希望されるお話を頂いたのと、放置すればだんだんと異音は大きくなるという観点から、予防的な交換を進めていきます。

比較的高額な部品だからこそ。

ドライブシャフトは比較的高額な部品代金であり、作業工賃もそこそこ必要になる部分です。

そのため、軽微な異音ではこちらから強く交換を進めることはありません。しかし、放置すると危険な部分ではございますので、最適と思われるタイミングでお伝えするようにはしています。もし今回のような事例が気になる方や、お車の状態をより良く保ちたいというお客様は、ぜひお問合せいただければと思います。

最後になりましたが、今回は兵庫県よりお越しいただきました。非常に綺麗に保たれているプリウスαで、ドライブシャフトを交換した後も長く乗り続けたいとお考えのオーナー様の気持ちもよくわかります。微細な異音であっても、乗っていて気になる異音が出ていればドライブのストレスも変わります。より気持ちの良いドライブを実現するためにも、一度おクルマが発する微細な異音にも耳を傾けていただければと思います。長く乗る価値があると言える綺麗なプリウスα、今後も乗られていて気になる点があればお気軽にご相談ください。よろしくお願いいたします。

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