クルマの質感を落とす、不快な異音の修理 30プリウス後期型
主に低速走行時に気になるステアリング周辺からの異音、30プリウスに乗られている方からのお問い合わせが増えています。今回のお客様も、そんな異音に悩まされていたそうです。
高額な見積もり。
今回ご相談いただいたお客様のプリウスは、30系プリウスの後期型 Sツーリングセレクションです。ツーリングセレクションは、スポーティーな味付けやLEDヘッドライトが採用されたルックスの良さから、中古車としても人気がある使用です。
ただ、ステアリング周辺からの異音に関するお問い合わせが多いのもツーリングセレクションであるという事実もございます。その理由としては、ステアリング機構の違いにあります。

ツーリングセレクションの場合は、メーカーのサービスキャンペーンにもなっていた『ステアリングインタミディエイトシャフト』からの異音だけでなく、パワーステアリングユニット本体から異音が発生するケースもございます。そのため修理の見積もりが高額になり、修理を踏みとどまっているという方が多いのも現状です。
弊社ではパワーステアリングユニットの構造を調べ、現物での修理が可能となりました。これによって新品交換の半額以下での修理が可能となっています。
変化していく『修理にかけるべきコスト』
30プリウスもデビューから15年を超える車両が増え、皆様が修理にかけるコストや価値観にも変化が出てきているようにも感じます。もちろん愛着があってできる限り長く乗りたいとお考えの方であれば、ステアリングコラムの新品交換も良いと思いますが、そこまでの情熱がないという方も少なからずおられるかと思います。

弊社にはたくさんの30プリウスオーナー様が訪れるため、さまざまな価値観を持った方と会話をしています。単純な部品交換のご提案だけでは修理に対する満足度が変わってしまケースもあるため、皆様のプリウスに対する価値観や使用状況、今後の予定などあらゆる観点からご相談を受けさせていただければと思います。
最後になりましたが、今回は大阪府より、ご新規でのご来店でした。遠方から当店を見つけて頂き、誠にありがとうございました。普段のメンテナンスは地元の整備業者様で行っておられるものの、今回のような特殊なケースの対応ができる店舗が地元になかったということで、遠方からのご来店をいただいております。

弊社では日頃の基本的なメンテナンスはもちろんですが、他社様で断られたような特殊な事例にも可能な限り対応させていただければと思います。整備や修理であっても皆様それぞれに合わせた方法で行わせて頂きますので、お悩みを抱えている方は是非ご相談ください。よろしくお願いいたします。
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