30プリウス、高額な修理に対する考え方について。
発売から15年が経過しようとしている30系プリウス、街を見渡せばまだまだ多くの個体が走っているのを見かけます。これから30プリウスを買おうと考えている方も多い一方で、傷んでいる個体が増えているのも現状です。今回のブログでは、すでに30プリウスに乗っている方も、これから買おうという方も、30プリウスとどのように付き合っていくべきかという観点でお話をしていきます。
古くなっていることを認識する。

30系プリウスは初期モデルが2009年にデビューしているため、15年目を迎えている車両も多くなっています。新車時からしっかりとメンテナンスをされて、大切に乗られている方もおられる一方で、ほぼメンテナンスをされないまま15年を迎え、中古車市場に出回っている個体も見受けられます。

すでにトラブルが起こりうる部分をメンテナンスしながら乗っておられる方は大丈夫ですが、オイル交換や車検に通る範囲での最低限のメンテナンスなど、込み入ったメンテナンスをしていない車両は適切なタイミングで手を加えていく必要がございます。
これから30系プリウスに安心して乗っていくためには、年式が古くなっていることを念頭において、適切なメンテナンスを施しての納車、或いは乗っていく中でメンテナンスが必要になります。『30プリウスが壊れない』というのは、ある程度のメンテナンスがあっての定説です。
メンテナンスのペース配分を考える。
30プリウスに多いトラブルは、昨今ネット上に多く情報が出回るようになりました。ハイブリッドバッテリーやEGRバルブ、ショックアブソーバやウォーターポンプ、中には高額になるメンテナンスも含まれます。もちろん不具合が予測できる箇所を一気にメンテナンスしてしまうことは安心感にもつながりますが、経済的状況やクルマに関する価値観は人それぞれですので、どれが正しいかという判断基準も様々です。

この辺りは、今後どのくらいプリウスに乗り続けるかという観点や、どのような状態で乗れるのが理想か、という観点などから最適なメンテナンスを行なっていくのが良いと考えております。皆様に合ったペースで、プリウスと付き合っていくことも大切になってきています。
大切にする価値はある。
弊社では以前より、30プリウスを適切にメンテナンスすることで長く乗り続けることができるという考えを発信し続けてきました。その考えは今後も変わらず、部品が供給されている間は乗り続けていける車であると考えています。古いクルマ=価値が低い という訳ではなく、大切に思っているクルマには、オーナー様にしか分からないとっておきの価値が存在します。メンテナンスにかける予算が無駄にならない一番の理由は『愛着』であると言っても過言ではないのではないでしょうか。

古くなっているからこそ綺麗に大切にする、それによって飽きもきにくいですし、新しい車種が発売されていってもご自身の愛車の価値は生き続けます。30プリウスはいよいよそんな存在になる1歩を踏み出しているようにも、ここ最近では感じています。優れたデザイン、燃費性能、耐久性など素晴らしい魅力を持った30プリウス、これからも傷んでいる箇所を労わりながら、大切にしていただければと思います。今回のブログの内容に沿った動画をいくつかピックアップしていますので、ぜひそちらもご覧ください。よろしくお願いいたします。
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