ZVW50プリウス、減速時の異音。ドライブシャフト交換
皆様こんにちは、お世話になっております。日頃より当店のブログをご愛読いただき誠に有難うございます。初めての方もご訪問誠に有難うございます。こちらはプリウス専門店『Kyoei Japan』のスタッフブログになります。プリウスの修理やパーツの取り付け、イベント情報などを不定期で更新させていただいております。
今回のブログは、ZVW50プリウスの減速時の異音の修理です。以前当店のブログでもZVW30プリウスで減速時にカタカタと音が鳴るという内容で記事を書かせていただきましたが、こちらの症状実は50系プリウスでもちょくちょく起こっているようです。
今回のお客様は車両の左側からの異音を自覚しておられました。当店でも試運転をさせて頂き、確かに減速時にカタカタと異音が出ていることを確認できましたのでお客様と相談させて頂いた結果、新品のドライブシャフトを使用させて頂き修理を進めていきます。
新品のドライブシャフトです。交換時に一定量のATFが抜けてしまうので、ついでにATF交換、ミッション側のオイルシールも新品に交換させて頂きました。交換後は異音も無くなり、調子がよくなっています。ただ、こちらの不具合は一定期間を経て再発する事例もあるようです。この辺りはハイブリッド車特有の『回生ブレーキ』がドライブシャフトに何らかの負担をかけてしまっている感じが否めません。
作業も完了し、無事に納車となりました。お客様のお車は車高調で少しローダウンされています。プリウスのような前輪駆動車では駆動輪と操舵輪が一緒になりますので、ドライブシャフトに負担がかかりやすくはなってしまいます。
ただ、今回のトラブルに関してはローダウンをしている方はもちろんですが、ノーマル状態で乗られている方でも発生する可能性があります。大きな異音ではないため気にせず乗られる方も多いですが、一度聞くと気になる音ではありますので気になった方はお気軽にご相談ください。
こちらのお客様からは、こちらの修理以外にも少し変わったカスタマイズのご相談をいただきました。そちらは次回にアップしていきたいと思います。引き続きよろしくお願い致します。
Kyoei Japan (プリウス専門店) / Kyoei Auto Service
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