皆様こんにちは、お世話になっております。日頃より当店のブログをご愛読いただき誠に有難うございます。初めての方もご訪問誠に有難うございます。こちらはプリウス専門店『Kyoei Japan』のスタッフブログになります。プリウスの修理やパーツの取り付け、イベント情報などを不定期で更新させていただいております。

前回に引き続き、30プリウスのリフレッシュメニューについてご紹介いたします。今回はエンジン周辺のメンテナンスとカスタムです。ここでご依頼いただいたメニューが、EGRバルブの清掃、インテークマニホールドの清掃、スロットルバルブの清掃、インジェクター周辺の清掃、PCVバルブの交換、Quantum Solenoidの取り付けです。

まずはEGRバルブ、インテークマニホールド等の清掃です。こちらのお客様からは作業前に『Wako’s フューエルワン』を定期的に添加していました、とお伺いしており、燃焼室等の清浄効果があるとされる添加剤の効果もチェックしていきたいと思います。

お客様のプリウスの走行距離が約10万km、EGRバルブはこのような状態で走行距離相応といった感じです。　EGRバルブに関しては、ガソリン添加剤の清浄効果が届かない部分ですので、今回しっかりと清掃していきます。

インジェクター周辺、燃焼室入り口あたりはご覧の通りです。こちらは清掃前ですが、とても綺麗なのがお分かり頂けるかと思います。ガソリン添加剤は即効性は無いものの、継続して添加することで優れた効果を発揮してくれる裏付けとなったのではないでしょうか？ 当店に入庫し、同じメニューを施工させていただいたお客様の中では最も状態が良かったです。

PCVバルブは写真の通りです。こちらも定期的的な交換で性能を維持することができます。PCVバルブが不具合を起こすとエンジンオイルが減少してしまう不具合の原因となります。インテークマニホールド等の清掃と同時交換で工賃を削減でき、部品代金も1,500円ほどですので交換をお勧めします。

スロットルバルブにも微量な汚れが堆積していましたので、清掃していきます。こちらは専用のクリーナーで清掃していきます。

各パーツの清掃が完了すれば元通りに組み付けていきます。

足廻りのアップグレード、吸気系のリフレッシュに加えてエンジンのパワーを少し高めてくれるアイテム『Quantum Solenoid』もご購入いただきました。こちらは可変バルブタイミングシステム『VVT』の動きを最適化して、高回転時の馬力をアップしてくれる商品です。プリウス乗りの方々からよく聞かれる『もうちょっとだけパワーがあれば…』というもうちょっとをプラスしてくれるような感覚です。

全ての部品が組み付け終わり、エンジン周辺の作業も終了です。今回取り付けたパーツ以外にも、トムス製のストラットタワーバーとインテーク、オカダプロジェクツのプラズマダイレクトイグニッションコイルなど、こちらも興味深いパーツが満載です。これらもQuantum Solenoidとの相性が良く、相乗効果で走りを楽しくしてくれます

クルマのカスタムが好き！という方は多いと思いますが、メンテナンスが好き！という方はまだまだ少数派なイメージです。しかしどんな車であっても快適で安心できる日常を送るには基本的なメンテナンスが欠かせません。今回のお客様のようにカスタムも楽しみながらしっかりとメンテナンスをしてあげると本当に長く楽しいカーライフを送っていただけるかと思います。

最後のパート３では外装、エアコンについて触れていきたいと思いますので、パート２はこの辺りで締めくくりたいと思います。最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。

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