プリウスに関するQ & A

皆様こんにちは、お世話になっております。いつも当店のブログをご愛読頂き誠にありがとうございます。

今回のブログは、プリウスに関して、今まで皆様から頂いたご質問をまとめていきたいと思います。

プリウスの事が気になっていた方、今まで購入を踏み留まっていた方々に、少しでも参考にしていただければと思います。それでは、Q & A形式でまとめていきたいと思います。

Q: 実際の燃費はどれぐらいですか??

A :  こちらは燃費の良さが売りのプリウスに関して、最も多く皆様から寄せられるご質問です。燃費に関しては、お住いの地域の交通事情や、乗られる距離などで上下する部分はございます。当店の所在地である、京都府綾部市では、比較的信号が少なく、渋滞に巻き込まれることがほとんどありません。なので、通勤片道10Km程で、ガソリン1リッター当たりの燃料消費量の平均が24㎞/L( 常時エアコン使用で)程です。プリウスをはじめとするハイブリッド車は、冬場のヒーターの熱を保つ為に、エンジンがかかる頻度が高くなります。その為冬場の燃費は悪化傾向が見られ、同じ通勤ルートでも19Km/L辺りまで悪化します。考え方によっては、1リッター辺り19㎞という数字は、1800CCクラスの車としては悪くない燃費です。

都市部になると、渋滞や信号待ちの頻度が増え、夏場でも1リッター辺り18〜19Kmになるというお話は、当店のお客様から収集した情報です。

その他にも燃費を左右する要素はございますが、大きなポイントとしては、

1. 気温や気候

2. アクセルやブレーキの踏み方

3. お車の仕様(ホイールの大きさ、重さや、タイヤの銘柄等々)

4. ハイブリッドバッテリーの劣化度合い

5. 一回の移動距離(通勤距離やお買い物で乗られる距離等)

などが挙げられます。

Q : 燃費の良さ以外のメリットはありますか?

A : メリットを挙げだすととても長くなるのですが(笑)、維持費用の面では税金面での優遇が挙げられます。車検時の重量税や、新車ご購入時の環境性能割制度による割引などは、お客様にとってお得な点です。性能面で、プリウスは回生ブレーキと呼ばれるシステムを採用する事で、ブレーキパッドの消耗がかなり抑えられています。さらに、30型以降のプリウスには、エンジンルーム内にベルトが存在しない為、交換の必要がございません。これらの要素は車検費用が節約できるメリットとなります。また、ラゲッジスペースも広く設計されている為、通常時はもちろんですが、さらに荷物を載せたい場合はリアシートを倒せば、かなりの量の荷物を積むことができます。大きさも日本の道路事情を考慮すれば、大きすぎず小さすぎな、丁度良いボディーサイズです。扱いやすい大きさで、荷物も沢山乗り、トラブルも少なく維持費も抑えられる、現在の日本車の中では最もスタンダードな存在と言える車種ではないか思います。

ポイントとしては、

1. 節税と車検時等の整備費用の節約

2. 扱いやすい車体の大きさ

3. 広い荷室空間

4. 故障の少なさ

などが挙げられます。

 

Q: 軽自動車からプリウスに乗り換えるメリットはありますか?

A :  軽自動車でも、新しいモデルに関しては燃費や快適性の向上が著しく、燃費競争ではプリウスと大きく変わらないモデルがございます。ただ、軽自動車に関しては、夏場にエアコンを使用することで走りが悪くなったり、燃費が著しく悪化する事に対して、プリウスの場合はエアコンを使用しても大きく走りが悪くなる事も、燃費が悪化する事もございません。

また、10万キロほど走行した際に、軽自動車では足廻りの消耗部品に傷みが出るケースも多かったり、必要になる定期交換部品はプリウスよりも点数が多いです。その反面、プリウスは故障も比較的少なく、ブレーキパッドの消耗が少なかったり、30型プリウス以降では、交換が必要となるベルト類も無くなりました。重量税も減税となりますので、『思ったより車検でお金がかかる』といった事も少ないです。

維持費用だけでなく、安全面でも、小さなボディーを目一杯室内スペースに使用している軽自動車では、広々している反面、衝突事故時の安全性に不安要素もございます。

それらの要素だけではございませんが、上記の事だけでも、プリウスを選んで頂くメリットでは無いかと当店では考えております。

 

比べるべきポイントとしては、

1. 動力性能(走り)のゆとり

2. 各部品の耐久性

3. 安全面

などが挙げられます。使用用途によっては、確実に軽自動車であったり、プリウスよりもコンパクトな車種の方が優れているケースもございます。プリウスを専門で扱う店舗として、お客様のカーライフを分析させて頂いた上で、他の車種をオススメできることもございますので、お気軽にご相談ください。

 

 

Q : 走行距離は何万キロぐらいまで乗り続ける事ができますか?

 

A :   こちらのご質問もよく頂きます。昨今では、タクシーに採用される事が多いプリウスですが、タクシーだった車両は総走行距離40万Kmを超えている車両も珍しくありません。何もしなくても40万Km走れる訳ではなく、その過程でのメンテナンスや部品の交換は必ず必要となってきます。当店では、走行距離や使用状況によって、オススメのメンテナンスプランをご用意させていただく事ができます。少々走行距離が多い中古車の販売も、プリウス専門店としてのノウハウを生かしてご相談に乗らせて頂きます。20万Kmを超えてもまだまだ乗り続けたい方とも末長くお付き合いさせて頂きます。また、それらの事例になれるように、テスト用の過走行車を導入する事も検討中です。

 

Q : ハイブリッドバッテリーの寿命はどれくらいですか?

A :  以前は走行距離15万Km辺りから出始めます、と言われていたのですが、電池の性質上、経年劣化による不具合が必ず起こります。ストップ&ゴーが多い都市部でしたら、製造から10年以上経過している車両につきましては、走行距離問わずに警戒が必要かもしれません。もし、製造から10年以上経過している20系プリウス、30系プリウス前期型をこれからご購入される場合は、ハイブリッドバッテリーを交換してから乗り始められる事もオススメです。

 

Q : バッテリー以外の不具合は大丈夫?

 

A : プリウスという車だけでなく、トヨタ車の故障は基本的に少ない印象を受けます。プリウスに関しては、エンジンだけでなく、ハイブリッドシステムのインバータという大きな部品が備わっていて、そちらにも冷却水が回っています。そちらに冷却水を送るウォーターポンプの故障があったり、インバーター本体の不具合も稀にございます。インバーターの不具合は高額な修理になる可能性もありますが、30系プリウスの場合は、リコールが出ていた箇所に当てはまる場合が多く、無償で修理が行える場合もございます。特に中古車でプリウスをご購入された方は、予期せぬトラブルに遭遇した場合でも、焦らずにご相談いただければと思います。また、30系プリウスにつきましては、当店のブログでも取り上げております『EGRバルブ』のトラブルが多いです。こちらのトラブルも、年式によってはメーカー保証で修理が可能です。保証が効かない場合でも、当店ではリーズナブルに修理が可能なプランをご用意しておりますので、気になる方は是非お問い合わせください。

 

Q : 30型プリウスの前期型、後期型の違いはどこですか?

 

A :  中古車として人気の30型プリウスに関するご質問もよく頂きます。写真の左が後期、右が前期型です。外装に関しては、大まかな部分で、フロントバンパーの形状変更、ヘッドライト、テールランプの変更等が挙げられます。内装部分では、内装色の変更、メーターの画質向上、表示内容の変更、静粛性の向上等です。乗り心地に関しても、後期型でボディー剛性の強化や、ショックアブソーバーの改良が見られ、向上している印象を受けました。中古車相場に関しては、走行距離等の程度にもよりますが、似た条件であれば、平均的に15〜20万円ほど後期型の方が高くなる感じです。ハイブリッドバッテリーの経年劣化もありますので、ご予算に余裕がある方には後期型がオススメです。

 

他にも色々なご質問を頂くのですが、今回は特によくお尋ね頂く項目をピックアップさせて頂きました。今後もこちらのQ&Aはアップデートしていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。

 

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Kyoei Japan (プリウス専門店) / Kyoei Auto Service

623-0046 京都府綾部市大島町坂尻2番地

Tel:0773-42-6921

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