デモカーをリフトアップ仕様へリメイクしました

皆様こんにちは、お世話になっております。長かった酷暑も過ぎ去り、野外での活動もしやすい季節がやってまいりました。そんなアウトドアにもってこいなこの季節に合わせ、当店のデモカーを少しリメイクしました。

当店の水色のプリウスは、車高調を使用して車検に通るギリギリの高さまで車高を下げておりました。一般道での普段使いには現在の車高で問題無いのですが、道が悪い所や砂利道等では正直気を使うのが現状です。

そこで今回は、肉厚なタイヤに交換し、厚みのあるタイヤが似合うよう車高も少し上げてみる事にしました。

車高を上げる方法としては、ワンオフで車高の上がる車高調を製作する方法や、リフトアップスペーサーを使用する方法など、様々な手法がありますが、今回はもっともお手軽な『リフトアップスプリング』を使用して車高を上げたいと思います。

 

今回使用するスプリングは、トヨタやレクサスの純正スプリングを製作している中央発條株式会社が展開するブランド『CHUHATU Plus』のリフトアップスプリングです。

こちらのスプリングは純正に比べ、2.5センチほど車高を上げることができます。

右がリフトアップスプリング、左が純正スプリングです。長さは少し長いぐらいですが、リフトアップスプリングはかなり固いです。

組み付けにはスプリングコンプレッサーという工具を使用し、スプリングを強制的に縮めて組み付けていきます。

組み付け後の写真です。今まで取り付けていた車高調に比べるとかなり全長が長くなりました。

少し高くなった車高に合わせるタイヤとホイールはこちらです。 車高が純正に比べて2.5センチ高くなるだけですので、今回は一回りぐらい外径が大きくなるサイズを選びました。これによりスプリングで2.5センチ、タイヤで約1センチほど車高が上がります。

プリウスは車高を上げてもオフロード走破性が格段に向上する訳でも無ければダートトライアルのような激しい走りに向いた車種でもありません…。タイヤが肉厚過ぎても男前になり過ぎてしまいそうなので、16インチを選択してみました。

ホイールは、20プリウスツーリングセレクション純正ホイールを、デモカーの以前からのイメージを損なわないようホワイトに塗装しました。タイヤは205/60R16という希少なサイズの設定が唯一存在したNANKAN Mud Star M/Tを装着しております。

 

純正ホイールということもあり、装着後の出ヅラが少し物足りないのでワイドトレッドスペーサーを装着します。ワイドトレッドスペーサーは車検非対応の商品が多く存在しております。こちらのKSP ENGINEERING製のワイドトレッドスペーサーには強度試験合格証が付属しますので車検の際も問題ないです。

 

バンパー上部に取り付けた樹脂製のパーツは、USトヨタ純正のリアバンパープロテクターです。トランクに荷物を積む際に、リアバンパー上部に傷がつかないように守ってくます。こちらのパーツは、宮城県でUS純正パーツを多数取り扱っておられます『type k autosource』様より仕入れた物です。最近ではこういったUS純正パーツにもコピー商品が出回っていたりします。コピー商品を掴まない為にも、信頼できるショップ様からパーツを購入されることを強くオススメ致します。

 

全てのパーツを取り付けた写真がこちらです。綾部市の田畑や里山の風景がとてもよく似合います。

2.5センチ車高を下げてもあまり変化を感じませんが、2.5センチ車高が上がると見た目も乗った感じもかなり変化を感じることができました。これぐらいのリフトアップであれば、足廻りの大幅なセッティング変更も必要ありません。

また、30プリウス乗っておられるお客様で、雪が積もった際にアンダーカバーを破損するトラブルが何件か見られました。こちらのスプリングはそういったトラブルを未然に防ぐ効果もございます。特に当店よりも北部の地域、舞鶴、京丹後、豊岡方面の積雪量が多い地域にお住いのお客様にオススメできる商品でございます。

昨今では立体駐車場等、少し車高を下げただけでもバンパーが地面に接触したりするケースが多いです。リフトアップするカスタムの場合は、常識の範囲内であれば使い勝手を犠牲にすることもありません。

カスタムをより気軽に楽しみたい方、比較的低予算で車の雰囲気をガラッと変えたい方に、このようなリフトアップカスタムはオススメです。乗り心地などが気になるお客様は、試乗もできますのでお気軽にご相談ください。今後こちらのデモカーを実際に使う様子もアップしていきますのでよろしくお願いいたします。

 

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL