本来の姿を取り戻す修理、30プリウスG’sフロントバンパーの修理。

中古車を購入する際に気になるのが『修理歴』、綺麗に修正されている場合もあればそうでない場合もあります。今回のケースは後者の方、本来の姿を取り戻すための修理です。

ご相談いただいたお客様のG’sは、写真のようにフロントバンパーの両サイドが少し浮いた状態です。バンパー底部にもダメージが見られます。

ヘッドライトの位置にも左右差があり、よく見るとラジエターサポートに脱着した痕跡も見られます。丸印の部分は未塗装面が露出していて、ずれが生じている可能性が疑われます。

他の部分にも、筆塗りのような塗装がされていたり、ボルトを脱着した形跡もあります。このような状態は新車時では考えらないのと、しっかりとした修理をされている業者様であればまず起きない現象です。

外注先にて確認したところ、どうやらラジエターサポートなどは中古品を使用して修理がされていました。この状態ではフロントバンパーを交換しても位置が合わないため、適切な位置に修正した上でフロントバンパーを交換していきます。

取り外したフロントバンパーの裏側です。こちらはダメージもあって再利用ができません。G’sには本来『LEDビーム』と呼ばれるデイライトがそうな破りますが、こちらの車両はハーネスも他グレードのものが取り付けられていた為、カプラーが足りず点灯していない状態でした。こちらも併せて交換、修理をしていきます。

缶スプレーのようなもので塗装されていたサポート部分も、修正と再塗装で綺麗に仕上がっています。バンパーの位置が多少ずれても街乗りは問題なくできるのですが、綺麗に乗りたいというお客様の希望とは合致しません。30プリウスも2世代前のモデルとなり、その中でもG’sは特別仕様車です。『綺麗である』という点はこの先乗り続けていく中で大きなモチベーションとなることは間違いないかと考えております。

内部の修正も終わり、フロントバンパーもズレがなく取り付けすることができました。ご相談自体は1年ほど前から受けており、気にされていた部分が本来の姿となったことで、こちらとしても嬉しく思っています。お客様がプリウスに対して気になるポイントも、今回のような外観であったり燃費の良さであったり、走りの良さであったりと様々です。Kyoei Japanでは皆様のお悩みを解決し続けていけるように、知識、技術ともに磨き続けたいと思います。最後になりましたが、大阪府よりご依頼いただいたお客様、細かい修正を担って頂いた 堀川一鈑金 様、誠にありがとうございました。

最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。当店のブログはトラブルやメンテナンスに関する内容が多いですが、このようなお客様一人一人に合う仕様変更なども得意とさせていただいております。皆様にとって最高のプリウスをパーソナライズさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

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