危険の芽を摘む大切さ、                30プリウス後期 法定12ヶ月点検。

『罰金、罰則がないから受けなくても大丈夫』なんとなく世間に根付いた価値観から、受けていない方も多いのが法定12ヶ月点検です。今回はそんな12ヶ月点検の大切さについてお話ししたいと思います。

皆様のクルマは、24ヶ月安心して乗れますか?

法定12ヶ月点検は、車検から車検の間の12ヶ月ごとに受ける点検で、広く知られているかは不確かですが、道路運送車両法第48条によって、自動車の使用者に義務付けられた点検です。ただ、受けていないからといって罰金や罰則があるわけでなく、受けていない方も多いのが現状であると思われます。昨今では新車購入時に『メンテナンスパック』といったサービスで、車検や12ヶ月点検を含めた金額を、車両を分割購入した際の月々のお支払いに含まれているケースが増えていて、そのような方でなければ忘れてしまいがちな存在です。

今回ご依頼いただいたお客様の30プリウスの走行距離は約32万km、年間走行距離も多いという点もあり、12ヶ月点検のご依頼を頂きました。以前より各部のメンテナンスを頂いておりましたので、ある程度お車の雰囲気は知っていた車両です。

早速下回り、ブレーキなどを点検していきます。こちらの車両は以前酷いサビの修理でご来店いただいた経緯があり、その際にアクスルなどを含む多くの部品を新品に交換させて頂きました。その成果もあって、今回はサビによる不安要素は皆無です。

ただ、フロント周りで写真のようなロアボールジョイントのブーツに亀裂が入ってグリスが滲み始めていたり、

ステアリングを切った際に稼働するタイロッドのエンドブーツにも亀裂、グリス漏れが見られました。このようなケースは車検時に交換が必要になります。車検までの残り1年間をできるだけ良い状態でお乗り頂くために、これらは交換させて頂きます。今回のように車検時には問題なくとも、その後の経過でトラブルが発生する事例は、車体が古くなれば頻発するリスクがあります。これが車検から1ヶ月程度で発生した症状であれば、車検までに不快な不快な異音が発生する可能性も高くなります。車検から車検までの24ヶ月、短いようで長い期間ですので、中間地点となる12ヶ月点検の重要性を感じられる事例となりました。

これからも長く乗り続けていくために。

タイロッドエンド、ロアボールジョイントの交換が完了しました。走行距離が30万kmを超えていることもあり、ブーツだけでなく本体の交換も行います。今回のような状況でブーツのみ交換すると、今後ブーツは破れていなくともがたつきや異音が発生するリスクも高まります。

ブレーキに関しては、ブレーキパッドやローターの大きな消耗がなかったため、各部の清掃、グリスアップを行います。定期的なブレーキの清掃はサビによる固着などを予防する効果もありますので、プリウスにとっては重要なメンテナンスです。

ロアボールジョイントは、小さな部品ですが足回りの重要な役割を担うパーツです。この状態であと12ヶ月乗ると考えると、少し不安にも感じてしまいます。Kyoei Japanでは、12ヶ月点検以外にも、エンジンオイル交換の際などにもある程度の下回りのチェックはおこなっています。全てはお客様の安心できるプリウスのある生活の為です。致命的なトラブルを事前に防ぐためにも、プリウス専門店の法定12ヶ月点検を是非ご検討ください。

最後になりましたが、今回のお客さまには兵庫県丹波市よりお越し頂きました。外装や下回り、サスペンションだけでなく、シートも社外品でリフレッシュされていて、乗り味は32万km走行されている車体とは思えません。長く乗り続けていけるかどうかの最も重要なカギは、『そのクルマを愛しているか』だと思います。大切にケアすればクルマも必ず答えてくれます。皆様も愛車の現状を常に把握すべく、マメなメンテナンスや点検を丁寧におこなっていただければと思います。この度は12ヶ月点検と付随する部品交換のご依頼誠にありがとうございました。

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〒623-0046 京都府綾部市大島町坂尻2番地

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