ATF交換のQ&A

プリウスのトランスミッションの潤滑や、駆動用モーターの冷却を兼ねている『ATF(オートフルード)』、30系プリウスの世代までは『不具合がなければ無交換』とされていました。それは5年、10万kmで乗り換えるならという話で、海外ではATF交換を怠った過走行車のトラブルが実際に発生しています。今回はそんなトラブルを防ぐためのATF交換について日頃から多く寄せられるご質問にお答えしたいと思います。

Q: ATF交換は必要ですか?

A: 長く良い状態で乗り続けたい場合は定期的な交換がおすすめです。当店の傾向的には、3万km毎に交換するのが理想的かなといった所です。ただ、3万kmを過ぎたからといって急に不具合が起こるわけではありません。皆様のご予算や今後どのくらいプリウスに乗り続けるかといった部分等を加味してペース配分していただければと思います。

Q: ATF交換のメリットは?

A: オイルの劣化による潤滑不足が解消され、転がり抵抗が少なくなることで走りが良くなり、ある程度の燃費改善も見込めます。常にベストに近い状態で乗りたい方は定期的な交換がおすすめです。

Q: 20万kmを超えて初めて交換するけど大丈夫?

A: これに関しては、当店としては問題ないと考えています。もし交換してトラブルが起こるような車両は、ATFを交換しなくともトラブルが起こっていた可能性があります。プリウスに関しては従来のAT車とは異なる機構ですので、スラッジが詰まるリスクも低いかと思います。

Q:トヨタ純正以外のオイルはありますか?

トヨタ純正以外にも、少し高性能なワコーズ製のオイルも用意しております。こちらのオイルを使用して頂くと、更なる転がり抵抗の軽減、エンジンの保護にも一役買ってくれます。当店では、トヨタ純正よりも安価な商品は扱っておりませんので、あらかじめご理解頂ければと思います。

以上がよくあるご質問でした。こちらのブログはお問い合わせがあれば随時内容を更新していきたいと思います。最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

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Kyoei Japan (プリウス専門店) / Kyoei Auto Service 

〒623-0046 京都府綾部市大島町坂尻2番地

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