EGRバルブの清掃後、異音が再発した場合の対応について

皆様こんにちは、お世話になっております。日頃より当店のブログをご愛読いただき誠に有難うございます。初めての方もご訪問誠に有難うございます。こちらはプリウス専門店Kyoei Japan』のスタッフブログになります。プリウスの修理パーツの取り付けイベント情報などを不定期で更新させていただいております。

今回は、EGRバルブ、インテークマニホールド、インジェクター周辺の清掃を当店で行わせて頂いた後に、アイドリング不調と異音が再発してしまったお客様へのご対応について書かせて頂きます。

今回のケースでは、清掃作業後、次の週にトラブルが再発してしまった事例です。入庫後すぐにEGRバルブの点検を行いましたが特に問題はありません。

清掃後約1週間でこのような状態です。EGRバルブに水滴が付着しているのは、エンジンが燃焼することによって発生する水蒸気による結露水で、ショートトリップ(短距離移動)によるカーボンの付着が多い理由も、排気音が上がらないことによる結露水による影響が大きいと考えられます。

EGRバルブに問題が無いことを確認した上で、一度コンピューターの学習値をリセットさせていただき、現状で再学習を行います。その後1週間お車をお預かりさせて頂き、毎朝症状を確認させて頂いた上で問題がなく、お車をお返しさせて頂きました。

今回のお客様のプリウスの場合は清掃前のカーボン堆積が多く、清掃後との差が激しいため、しっかりと学習値の確認を行う事が必要でした。再学習後異音が発生しなかった事から当店の作業後の確認不足による初期不良と判断させて頂き、今回の対応となりました。

当店には、有難いことに全国各地からお客様にご来店頂いております。そのため、作業後の不具合があった場合に再度ご来店を頂くとなってしまうと多大なるご迷惑をおかけしてしまいますので、作業は常に慎重に行わせて頂いております。あってはならない事ですが、今回のように万が一不具合が起きてしまった場合にも、真摯に向き合わせていただき、お客様がご納得頂ける所まで対応させて頂きますので、ご安心いただければと思います。

また、当店へのご来店が難しく、他社様で同じような作業を行っていただく場合にも、このようなポイントのご確認を行っていただく事で、スムーズに修理が進むかと思いますので、このような情報をお役に立てていただければと思います。

トラブルの修理に予想外の出来事はどうしてもついて回るものですが、できる限りこのような事が起きないよう、業務の改善に努めさせて頂きます。最後になりましたが、この度は遠方より再度ご来店頂き、誠に申し訳ございませんでした。こちらの不手際にも関わらず、快く対応していただきスタッフ一同誠に感謝しております。

昨今では他店では断られるような変わったトラブルに関するご相談も少しずつ増えてきております。1人でも多くの皆様のお悩みを解決できるよう、技術力を高めて立ち向かっていきたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。

 最後まで読んでいただき誠に有難うございます。こちらのブログに辿り着いた方は、プリウスに関する何らかのトラブルや、今後起こりうるトラブルについて気になる事や不安を抱えられているのではないかと思います。当店のブログには、トラブルの情報や、修理事例、プリウスの特性など、たくさんのブログ記事を作成しております。皆様のお悩みを解決する為のツールになればと思いますので、1度ご覧になってみてください。また、修理のお見積もりなど、下記のリンクよりお気軽にご相談いただければと思いますので、よろしくお願い致します。

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