NHW20プリウス ハイブリッドバッテリー修理

皆様こんにちは、お世話になっております。先日、静岡県浜松市のお客様よりお問い合わせを頂き、不具合を起こしたハイブリッドバッテリーの修理をさせていただきました。今回は、お客様のご予算、お車を今後何年乗られるか等ご相談をいただいた上で、バッテリーの交換では無くお持込いただいたバッテリーを点検し、内部の修理で対応させて頂きました。

 

今回はハイブリッドバッテリーを車両から取り外してお持込いただいておりますので、通常のコンピューター診断ができません。まずはバッテリーカバーを取り外して、内部のモジュールを調べていきます。テスターを使用し、一つづつ電圧を測定していきます。

測定した結果、×印をしている4番のモジュールの電圧が一際低い事がわかりました。モジュール間での電圧のバラツキが一定以上になると、ハイブリッドシステム異常が点灯します。まずはモジュール交換をせずに電圧のバランスが取れるのかどうかを、専用の充電器、放電器を使用して充放電します。

電池内部異常は、隣り合うモジュール同士の電圧差が0.3V以上になる状態が一定時間内に2度起こる事で点灯します。充電後の数値では、4番と隣り合う3番、5番モジュールとの電圧差が0.4V以上ある為、電池内部異常が点灯する可能性が高いです。

1度放電し、充電を行なった後も数値の回復は見られず、さらに隣のモジュールとの電圧差が広がっています。4番のモジュールは、充電直後は電圧が上がるものの、放電のスピードが異常に早く、すぐに電圧が降下します。これらの要素から、今回は4番のモジュールを良品と交換する作業を行います。

プリウス等に使用されるモジュールは変形しやすい為、単体での取り扱いはとても注意が必要です。モジュール単体での充電、さらには放電のスピードもチェックし、良好なモジュールを選定します。モジュールの選定が終われば、不具合を起こした4番のモジュールと組み替えます。

モジュールの組み替え以外にも、モジュール同士を繋ぐ『バスバー』の清掃、ナットのサビ落としも行います。

モジュールの組み替えが完了しました。この後電圧のバラツキを整えるために再度充電と放電を数回繰り返します。

最終的には電圧差もほぼ均等になりました。今回は試運転ができませんでしたが、後日お客様に確認したところ、調子よく走ってくれているそうです。結果的にはバッテリー交換よりも予算を抑えて修理をする事ができました。ただ、バッテリーの現物修理はあくまでも最終手段とお考えください。初期不良以外の保証もお付けする事が難しいので、基本的にはリビルトバッテリー、新品バッテリーでの交換をオススメ致します。現在はこれらの経験を生かして、設備のと知識の強化を行い、リビルトバッテリーの製造を行なっております。

お客様によっては、車検が切れるまでお車の寿命を伸ばしたい、これからも長く快適に乗りたい等、修理にかけたい予算は様々かと思います。当店ではお客様からの細かい要望にできる限りお答えしますので、お気軽にご相談ください。よろしくお願い致します。

 

 

 

お問い合わせ、お見積もりは『コチラ

その他、オススメのブログです。

プリウスのATFについて

30プリウス用 】プリウス専門店のリビルトハイブリッドバッテリーが完成!いよいよ製品化です。

 

TOPページ

 

Kyoei Japan/Kyoei auto service

623-0046 京都府綾部市大島町坂尻2番地

Email  info@kyoei-auto-service.com

Tell:0773-42-6921

FAX:0773-42-3932

 

 

 

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL