30プリウス ハイブリッドバッテリー交換のタイミングについて。
30プリウスの第二の心臓とも言える『ハイブリッドバッテリー』 、交換すべきか迷っている方も少なくないかと思います。今回のブログでは、交換に踏み切るタイミングについてお話ししていきます。
壊れる前に交換するべきか。
ハイブリッドバッテリーは部品代金が高額になる為、交換するタイミングも難しく考えてしまいがちです。年式的なところの経年劣化が心配になり、トラブルが起きるまでに交換するべきか、それとも実際に不具合が起きてから交換するべきか、迷っている方も多いのでは無いでしょうか?

予防的に交換へ踏み切ったお客さまの交換理由としては、『燃費が悪化してきたから』といった理由や、『あと5年は安心して乗りたいから早めに交換したい』といった理由など、さまざまではありますが、共通点としては『プリウスを良い状態で乗りたい』というところかなと思います。新車時から乗られている方は特に、『新車の頃はもう少し良かった』と各部の劣化を気にされている場合も少なくありません。
最近中古車として買われたという方につきましては、新車時の状態はご存じないかもしれませんが、購入時にどのくらい乗り続けたいかという目標や計画はある程度お持ちかと思います。もし5年ほど乗る予定であれば、納車時に新品のハイブリッドバッテリーに交換されても全く無駄ではないと思います。走りの良さ、燃費の安定感を求められるのであれば、予防的な交換がおすすめです。
異常が点灯してからの交換。
もう一つのパターンとしては、異常がつくまで乗り続けるというパターンです。ハイブリッドバッテリーの異常であれば、その場で走行不能になることがありませんので、もし走行中に異常が点灯した場合でも最寄りの整備工場などに入庫することは可能です。
もし1年以内に乗り換えを考えられている場合や、10万円以上の修理費用がかかる場合は乗り換えようと計画されている場合でしたら、異常が点灯するまで交換しないというのも最適な計画と言えます。ただ、その場合は計画的に乗り換えができなければ無駄も増えてしまうため、しっかりとした準備も必要になります。

また、『トラブルが起こるかもしれない』という気持ちで乗り続けるのも気分的には良くありませんので、お仕事でプリウスを使われるという方や、遠出する事が多い方はその辺りにも注意が必要です。自分にとってどのような状況になると無駄が出てしまうのか、どのようなカーライフが理想なのかということは、常に考えながらクルマと接していきたいものです。
必ず寿命が訪れる。
バッテリーというものは、特性上必ず寿命を迎えます。全てのプリウスが同じタイミングでバッテリーの寿命が来るわけではございませんが、過去の事例が全く参考にならないという訳でもございません。弊社のブログ記事にあるようなシチュエーションに近いという方も中にはおられるかもしれません。

プリウスに乗り続けるという場合は、必ずどこかでこのトラブルには遭遇します。トラブルに遭うこと自体を避けていくのか、トラブルが起きてから考えるか、プリウスの状態や使用状況、今後のプランなどをお伺いした上で、皆様にとって最適な方法をアドバイスさせていただくことも可能です。まずは現状を把握することが大切ですので、点検のご依頼などもお待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。
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