春先に起こりやすいプリウスの不具合。

寒い冬が終わりに近づくと、日中と朝の寒暖差の大きい春が訪れます。この時期に気をつけておきたいプリウスの不具合についてお話をしていきます。

寒暖差によるマイナートラブルの増加。

特に多くなる印象を受けるのは、エンジン始動時にガタガタと異音が出る症状です。こちらに関しては、朝晩の寒暖差が大きくなりがちな春にも多くなる現象です。日中の暖かい時間帯に走行した翌日に、気温が低い朝にエンジンを始動すると、ガタガタと大きな異音が発生することがあります。

これに関してはエンジン吸気系が汚れて最適な燃調で走行できていない車両に多く見られる現象です。各部が綺麗であればコンピュータの補正もうまくいくことが多いですが、その辺りのバランスが崩れていると発生することが多いです。このような不安を取り除くためにも、吸気系のリフレッシュはお勧めなメンテナンスです。

グリスの粘度によって変化する異音。

2つ目は減速時に足回りから発生する『カタカタ』という異音です。こちらの原因はドライブシャフトである事が多く、経年劣化によって多くのプリウスから発生する異音ですが、音の大きさによては気づかずに乗っている方も多い現象です。

異音の原因としてはドライブシャフト内部の微小なガタつきによるものですが、こちらの音は気温によっても変化する事があり、気温が低い時は発生していなくとも、暖かくなりドライブシャフトの温度が上がるとグリスの粘度が変化して異音が発生し始めることもございます。ドライブシャフトは比較的高額な修理となります。異音の大きさによって慎重に交換をご検討いただければと思います。

ハイブリッドバッテリーの異常。

ハイブリッドバッテリーの異常も、気温が上がり始めて発生する事が多くなります。冬場はエンジンの稼働時間も増え、バッテリーの充放電回数も少なくなりがちですが、気温が上がりハイブリッド車本来の動きをし始めることでバッテリーへの負担も増えて、異常が発生することも増えてきます。

春や秋はプリウスが最も燃費が良くなる傾向で、ドライブが最も楽しくなる季節でもあります。今回取り上げた部分に少し気をつけて頂きながら、気持ちよくドライブできるための予防整備の計画などにもこれらの情報をお役立ていただければと思います。

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