朝晩の寒暖差がもたらすプリウスの異音について。
日中は過ごしやすい気温になりましたが、朝晩は冬のように冷え込む日が続く昨今、体調管理にも気をつけたい一方で、プリウスにとっても調子を崩すことがある季節になります。今回は朝晩の気温差が大きいこの時期に起こりうるトラブルについて解説していきます。
冷え込む朝に起こる異音
朝の出勤時や夜の退勤時など、30系プリウスのエンジンが始動するときに『ガタガタ』と大きな音が出るケースは、定番のトラブルと言っても過言ではありません。ただ、こちらの異音は新車時には少なかった事例で、30プリウスがある程度使用された段階で増加したトラブルです。

多くの場合はEGRバルブと呼ばれる装置の動作不良によるものですが、各部に汚れや劣化が出ている車両ではEGRバルブ以外のトラブルが原因となっていることが少なくないのも現状です。インターネットにはEGRバルブに関する情報が多くなっていますが、全ての車両に当てはまる訳では無いということに注意をして頂きたいです。
新車当時では想定できなかった事。
新車に近い状態の時は、メーカーからの修理書を元にトラブルシューティングを行なっていくことが基本となりますが、ある程度走行距離を重ねると、そのクルマに応じた修理やメンテナンスに対応していくことが求められます。同じプリウスでも使用状況によって現状が大きく異なりますので、インターネットに上がっている情報や、修理書の内容に当てはまらないケースも年々増加傾向です。

プリウスは元々燃調がシビアな車種ですので、各部の汚れが増えると気温差によるセッティングの変化に対応しきれない場合がございます。日本は四季があり気候が不安定でもありますので、ある程度汚れが溜まったタイミングで最適なメンテナンスをされることがオススメです。
1台1台にあったメンテナンスを。

弊社のブログには過去の事例も多くありますが、現在はそれらの経験を活かしつつ、それぞれの車両の現状に合わせた修理を心がけています。同じメンテナンス内容であっても、2つとして同じ状況はありませんでした。走行距離を重ねてくると、同じ車両に乗り続けるべきか、乗り換えてしまうかの判断も難しくなるかと思います。Kyoei Japanでは可能な限り無駄な提案はせず、皆様それぞれに合ったメンテナンスを今後もさせて頂きます。プリウスのことでお悩みの方はお気軽にご相談ください。よろしくお願いいたします。
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