“当店までのご来店が難しい方の為に” お車お引き取りでの長期メンテナンス。Part.2

当店までご来店が難しい方のためにお引き取りでのメンテナンスに関する記事のPart.2です、Part.1 は足回り、ブレーキのメンテナンスまで紹介しましたが、Part.2では内装の機能パーツや外装のリフレッシュについて紹介していきます。

装備品を上級グレードに近づける。

G’sは特別仕様車でありながらも、ベースとなるグレードがSツーリングセレクションなので、上級グレードのGに備わる装備が付いていないことも特徴です。今回はお客様からご用命を頂き、上級グレードに備わる”フットランプ”を後付けしていきます。

フットランプは、夜間に暗くなる足元を優しく照らしてくれる装備品です。社外品などを配線加工で取り付けすることも可能ですが、夜間に眩しすぎることも懸念されます。純正品の場合はギアをDに入れると減光される制御となっていて、お客様からのご希望は”純正と同じ動き”で点灯させることでした。純正のフットランプ電源は、ECUから取り出すことができます。アースをボディではなくECUに落とすことで、純正と同じ動作で点灯させることができます。

バルブの色はお客様のお車にすでに取り付けられているインナードアハンドルのイルミネーションに合わせて、アイスブルーで取り付けています。薄めの青色は清潔感もあり、これからの季節にも涼しげでいい感じです。

スポーツ走行をさらに楽しくしてくれる追加メーター。

こちらもお客様からのご要望で、Pivot 製のタコメーター ”Dual Gauge RS DRX-T”を装着させていただきました。ただ、30系プリウスがこちらの商品の適合からは外れており、正常に作動させてるための配線加工も施しています。

タコメーターや水温計は、スポーツ走行時に役立つだけでなく、燃費走行をされる方にとっても重要なアイテムになります。どのくらいの回転数であれば瞬間燃費が悪くならないか、水温が何度以上でアイドリングストップするかなど、プリウスの動作の構造を理解することで、日頃のドライブの楽しさも変わってきます。一見プリウスには必要なさそうなアイテムですが、走りを楽しむことができるG’sにはぴったりのアイテムです。

30系プリウスの”今までとこれから”

平成21年のデビューから平成27年のフルモデルチェンジまで、絶大な人気を誇った30系プリウス、新車から大切に乗り続けている方は、新車時と比べて少なからず傷みや劣化を感じているのではないかと思います。今回のお客様のように、リフレッシュを一つの節目として、ここから先の時間を、今までとはまた違ったプリウスの良さを引き出して楽しんでいくという事も楽しみ方の一つだとおもいます。

見えない部分のメンテナンスだけでなく、ボディの細かい傷や凹みも再塗装し、ピカピカの状態で納車へ向かいます。当店にご来店いただく『プリウス好き』のお客様の愛車は、走行距離を全く感じさせないぐらい綺麗なケースも多く、たとえ2世代前のモデルとなった今でも、オーナー様にとっては価値のある1台なのだと感じております。30系プリウスの中でも一際存在感を放つ『G’s』、メンテナンスと同時のアップグレードで、新車時とはまた違った楽しさがあるドライブを、これからは楽しんで頂ければと思います。

最後になりましたが、今回のような遠距離へのお引き取りでのメンテナンスは、当店としても稀なケースでした。ただ、ボディの修理などが絡み、2週間ほどお預かりするようなメンテナンスであれば、複数回のご来店や宿泊費用などを考えるとリーズナブルになるかもしれません。

当店としては、ご来店いただけることに多大なる感謝の気持ちを抱いておりますが、遠方にお住まいで複数回のご来店が難しい方や、ご多忙である方のためにこのようなお引き取りでの長期メンテナンスも承りたいと思います。費用や内容など、気になる点はお気軽にご相談ください。

最後になりましたが、この度は沢山のメニューをご依頼いただき誠にありがとうございました。お客様が語られていた『プリウスが初めて5年以上乗ったクルマ』というお言葉が今でも印象的で、そのお言葉に30系プリウスの魅力が詰まっていると思います。優れた走行性能、スタイル、耐久性、現行車に負けない魅力は所有された方にしか分かりません。当店では皆様が大切にされているプリウスの価値をさらに高めていくメンテナンス、修理に今後も力を入れていきたいと思います。この度は山梨県笛吹市からのご依頼誠にありがとうございました。

お問い合わせ、お見積もりは『コチラ

Kyoei Japan (プリウス専門店) / Kyoei Auto Service 

〒623-0046 京都府綾部市大島町坂尻2番地

Tel:0773-42-6921 

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL