ZVW30 プリウス EGRバルブ等のメンテナンス

皆様こんにちは、お世話になっております。日頃より当店のブログをご愛読いただき誠に有難うございます。初めての方もご訪問誠に有難うございます。こちらはプリウス専門店Kyoei Japan』のスタッフブログで、当店のお客様はもちろんですが、当店に来て頂くことが難しい方々に対して少しでもお役にも立てるように積極的な情報公開をさせて頂く為に更新させていただいております。また、当店のブログは現場で起こっている一次情報をまとめています。インターネットでの情報が錯綜する昨今では本当の情報を見極めるのも難しいのが現状です。現場からの歪みのない情報を是非お楽しみください。

今回のブログは、ZVW30プリウス前期型のEGRバルブ等の清掃メンテナンスです。EGRバルブが不具合を起こすとエンジン始動時に激しい異音が発生したり、アイドリングが不安定になるなど様々な症状を引き起こしてしまいます。

今回はEGRバルブの清掃だけではなく、アクセルを踏み込む量に応じて吸入空気量を調整するスロットルバルブ、各燃焼室に空気を分けるインテークマニホールド、ガソリンを噴射するインジェクター周辺の清掃を行っていきます。

お客様も気にされていたEGRバルブの状態は写真右の通りで、かなりの量の不純物が堆積していました。こういった汚れを放置するとアイドリングが不安定になり、不快な振動や異音を発生させる原因となります。

インテークマニホールドには、燃焼室から戻ってきた汚れたオイルが溜まっていることが多いです。エコカーですので排ガスを綺麗にしなければならない分、車両側に汚れを溜め込んでしまう傾向が強いのも昨今の自動車におけるジレンマなのかもしれません。

当店ではこれらの清掃メニューに加えて、PCVバルブの交換もさせて頂きます。目立たない部品ですが、PCVバルブが不具合を起こすとエンジンオイル量が減少してしまう事もありますので、こういった機会に交換してしまうことがオススメです。

インジェクター周辺の不純物もできる限り綺麗に清掃していきます。この部分に不純物が溜まるとガソリンが汚れに吸収され、無駄に多くガソリンを噴射する状態にもなりやすくなります清掃後は数値も最適化され、燃費改善にも効果が見込めます。

清掃作業も完了し、無事に納車です。今回は愛知県より遠路遥々お越しいただきました。お客様のプリウスは車検対応範囲内のローダウンと、それに合うタイヤサイズで非常にバランスがよくとてもカッコ良かったです。

車検に通る範囲内でのカスタムには限界を感じる面もありますが、バランス良くパーツを選ぶことでプリウス本来のスタイルを最大限に活かすことが出来ているいる好例ではないかと思います。当店でも車検に通る範囲内でのカスタムのご相談は大歓迎ですので、皆様お気軽にご相談ください。この度はご来店誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL