ZVW30 プリウス後期型 減速時のカタカタ音修理

皆様こんにちは、お世話になっております。日頃より当店のブログをご愛読いただき誠に有難うございます。初めての方もご訪問誠に有難うございます。こちらはプリウス専門店Kyoei Japan』のスタッフブログで、当店のお客様はもちろんですが、当店に来て頂くことが難しい方々に対して少しでもお役にも立てるように積極的な情報公開をさせて頂く為に更新させていただいております。また、当店のブログは現場で起こっている一次情報をまとめています。インターネットでの情報が錯綜する昨今では本当の情報を見極めるのも難しいのが現状です。現場からの歪みのない情報を是非お楽しみください。

今回のブログは、ここ最近お問い合わせが増えてきている減速時の『カタカタ音』の修理です。こちらの異音の原因の多くは『ドライブシャフト』と呼ばれるトランスミッションとハブを繋ぐ部品です。プリウスの場合は回生ブレーキと呼ばれる電気的なブレーキを多用し、その負担がドライブシャフトにかかっているとも言われています。なので、こちらのカタカタ音は回生ブレーキが作動していない減速であれば発生しません。例えば減速時にギアをニュートラルに入れると異音が止まったりする場合は、ドライブシャフトの不具合である可能性が高くなります。

お客様のプリウスはローダウンスプリングで3センチほど車高が下がっています。こちらの異音はローダウンによって発生する場合も多いですが、純正車高であっても起こりうる減少です。

こちらの異音に関してはドライブシャフトも対策品となっています。今回は対策部品である『アウトボードジョイントシャフト』を交換していきます。

インナー側は再利用となります、分解時はグリスの粘度(ちょう度)はかなり落ちていて、異音が発生していなくとも定期的にメンテナンスをしたくなるような印象を受けました。

ドライブシャフト脱着時にはトランスミッションからATFが少し抜けてしまいます。こちらの作業と同時にATF交換されることもオススメです。プリウスの場合はモーターの冷却もATFが担っているため、ATFの劣化が性能低下につながりますので、定期的な交換がオススメです。

全ての作業が終わり、試運転を行い異音がない事を確認して作業完了です。今回のお客様は大阪府からのご依頼でした。ドライブシャフトの異音は個体差があり、全く気づかれずに乗られている方も少なくありません。

今回のように悪化してしまう前のメンテナンスは車にとって非常に良い選択になったのではないかと思います。今後も些細なことで構いませんので、気になった点はお気軽にご相談いただければと思います。この度は遠方からのご来店誠にありがとうございました。

最後まで読んでいただき誠に有難うございます。こちらのブログに辿り着いた方は、プリウスに関する何らかのトラブルや、今後起こりうるトラブルについて気になる事や不安を抱えられているのではないかと思います。当店のブログには、トラブルの情報や、修理事例、プリウスの特性など、たくさんのブログ記事を作成しております。皆様のお悩みを解決する為のツールになればと思いますので、1度ご覧になってみてください。また、修理のお見積もりなど、下記のリンクよりお気軽にご相談いただければと思いますので、よろしくお願い致します。

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