皆様こんにちは、お世話になっております。日頃より当店のブログをご愛読いただき誠に有難うございます。初めての方もご訪問誠に有難うございます。こちらはプリウス専門店『Kyoei Japan』のスタッフブログになります。プリウスの修理やパーツの取り付け、イベント情報などを不定期で更新させていただいております。

今回のブログは、ZVW35プリウスPHVにお乗りのお客様からご依頼いただき、タイトルの通りの盛り沢山な内容のメンテナンスです。お客様からご依頼いただいたのは、当店でも入庫が増えていますEGRバルブ、インテークマニホールド、スロットルバルブの清掃、インジェクター周辺の清掃、ハイブリッドバッテリー冷却ファンの清掃です。

まずはインテーク、EGRバルブ周辺の清掃から行います。お客様のプリウスPHVの走行距離は約15万キロ、10万キロを超えたあたりで一度EGRバルブの清掃をされたとのことで、今回は異音が発生する前に予防整備のご依頼です。

取り外したEGRバルブの汚れ具合はこんな感じです。1度も掃除されていない方と比べれば、カーボンの堆積は少ないかなという印象を受けます。

清掃が完了しました。引っかかりもなく、スムーズにバルブが動作します。

インテークマニホールドには、オイルが混じったカーボンの付着が見られます。

スロットルバルブ下にも、オイルが少し溜まっています。これらも一通り清掃していきます。

インジェクター周辺に関しては、走行距離の割にはかなり綺麗な状態でした。お客様にお伺いしたところ、定期的なガソリン添加剤の使用と、少し前にWaco’s製のRECSを施工されたそうです。RECSとは、使用することで吸気〜燃焼室までのクリーニングが出来るケミカルです。

今回はそちらの効果を確認する良い機械となりました。当店でも、RECSの取扱がございますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

続いてはハイブリッドバッテリー冷却ファンの清掃です。プリウスPHVの場合は、荷室部分の内装を取り外すと冷却ファンにアクセスできます。

冷却ファンにはホコリの付着がありましたが、著しく汚れている訳ではございませんでした。ファンの位置がホコリの多い乗車スペースから離れていますので、30系プリウスよりも汚れにくいのかなと思います。

続いてはPCVバルブの交換です。こちらの部品が不具合を起こすと、エンジンオイルが減ってしまう等の不具合の原因となります。当店では走行距離10万キロを目安に交換されることをお勧めしております。

当店では、お預かりさせていただいた車両を一通り点検させて頂くのですが、今回のお客様のお車は、トランスミッション下部のメンバー付近にオイルが大量に付着していました。

原因はドライブシャフト根本のシール部分からのオイル漏れでした。今回はシールの交換と、お客様からのご希望で、シール類を保護する役割がある、Waco’s製のケミカル『ミッションパワーシールド』をATF に添加させていただきました。

現在様々な添加剤が流通しておりますが、当店では『問題なくプリウスに使用できるもの』しか取り扱っておりません。また、お車の状態によっては、添加剤の効果が見込めない場合もございますので、プリウスのどのような添加剤が良いか分からない場合はお気軽にご質問いただければと思います。

最後になりましたが、今回のお客様には岡山県倉敷市よりお越しいただきました。遠方からのご来店誠にありがとうございました。お車を大切にされていることが非常によく伝わってくる１台でした。これからも定期的なメンテナンスを行っていただき、末長くプリウスPHVとお付き合いいただければと思います。メンテナンスでお困りの際はお気軽にご連絡ください。今後ともよろしくお願い致します。

最後まで読んでいただき誠に有難うございます。こちらのブログに辿り着いた方は、プリウスに関する何らかのトラブルや、今後起こりうるトラブルについて気になる事や不安を抱えられているのではないかと思います。当店のブログには、トラブルの情報や、修理事例、プリウスの特性など、たくさんのブログ記事を作成しております。皆様のお悩みを解決する為のツールになればと思いますので、１度ご覧になってみてください。また、修理のお見積もりなど、下記のリンクよりお気軽にご相談いただければと思いますので、よろしくお願い致します。

お問い合わせ、お見積もりは『コチラ』

Kyoei Japan (プリウス専門店) / Kyoei Auto Service

〒623-0046 京都府綾部市大島町坂尻２番地

Tel:0773-42-6921